阪神の藤川球児が2軍で再昇格テスト!
阪神の藤川球児(35)が24日に福岡の筑後で行われるウェスタンリーグのソフトバンク戦に先発登板する予定であることが21日、明らかになった。藤川は2度目の登板となった3日の横浜DeNA戦で、大量援護をバックに6回を投げ、2安打、4三振、無失点の内容で、2003年9月19日の巨人戦以来、4580日ぶりとなる凱旋勝利を飾ったが、次の10日の広島戦では4回3分の1を投げ7失点と崩れた。 藤川は、腰に違和感を訴えて、14日に1軍の出場登録を抹消された。その後、ファームのリハビリ組で、調整を続けていて、当初、24日にも実戦形式のシートバッティングに投げて、体調に問題がなければ再昇格する予定だった。だが体調の回復が思ったよりも順調のため、1軍首脳陣の要請を受ける形で、ウエスタンで“調整登板”することになった。先発で4イニングの予定だが、ピッチング内容とコンディションに問題がなければ、中6日での5月1日の横浜DeNA戦の先発を念頭において1軍に再昇格する予定。 先発転向へまだ不安の残る藤川だが、首脳陣はその経験とピッチング技術を買い、“コンディションさえ整えば”の認識を持っており、それだけ藤川への期待と責任感も重たくなるが、順調に明後日のテスト登板をクリアして1軍ローテーションに復帰したいところだ。