『ヒロアカ』作者、次回作を制作中「新しいタイトルで漫画を描く」「今はネームからゆっくり制作」
漫画『僕のヒーローアカデミア』(作者:堀越耕平)のコミックス最終42巻が4日発売された。これを記念して、「マーベル・コミック」とのコラボレーションが実現し、特設サイトでは堀越氏のインタビューが掲載されており、次回作について説明している。 【画像】最終話のその先描く!公開された『ヒロアカ』新作の漫画・イラスト 「堀越先生が「次に何をするのか」が気になるファンも多いと思いますが、すでに何か決まっているのでしょうか?」という質問に、堀越氏は「ヒロアカは『運が良かった』の一言に尽きるので、次のプレッシャーはすでに大いに感じていますが、できるだけ早く、新しいタイトルで漫画を描くつもりです」と告白。 「次は分業で作画だけやりたいのですが、編集からは『君は全部やった方が良いよ』と言われたので、今はネームからゆっくり制作中です。まだヒロアカのイベントがいくつかありますので、当面はヒロアカに掛かり切りになると思います」と伝えた。 2014年7月7日~2024年8月5日まで連載された『僕のヒーローアカデミア』は、“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久(デク)が、社会を守り、個性を悪用する犯罪者“敵”(ヴィラン)に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちとともに成長する物語。 コミックスの世界累計発行部数は1億部を突破する人気作品で、2016年よりテレビアニメの放送がスタートし第7期まで放送され、第8期が制作中。ゲーム化もされたほか、2019年には初めて舞台化され、劇場アニメ4作品が公開されている。 ■作者・堀越耕平プロフィール 1986年生まれ。愛知県出身。2006年に『ヌケガラ』で第72回手塚賞佳作を受賞、2007年に「赤マルジャンプ」に『テンコ』が掲載されて読切デビューを果たす。翌2008年同誌に『僕のヒーロー』掲載。2010年に『逢魔ヶ刻動物園』で「週刊少年ジャンプ」連載デビュー。2012年に『戦星のバルジ』を連載後、2014年同32号より『僕のヒーローアカデミア』の連載を開始。