チェイス・アンリ、CLデビュー戦でレアル・マドリー選手とユニフォーム交換しなかった理由「手放しませんよ」
シュトゥットガルトのチェイス・アンリがクラブ公式インタビューに登場。リーグデビューやチャンピオンズリーグデビューを振り返った。 現在20歳のチェイスは、2022年に尚志高校からシュトゥットガルトへ移籍。これまではセカンドチームでのプレーが続いていたが、今季序盤、最終ラインに多くの怪我人が出たこともあり開幕戦でトップチームデビューを飾ることになった。 クラブのインタビューに登場したチェイスは、デビューまでの2年間について「特に最初の2年間は非常に多くの練習をしました」と主張。続けて、「始めは怪我をして出場機会が少なくなり、難しい時期があった。だけど、諦めずに続け、信頼を感じ、トップチームで練習する機会をもらった。その機会を活かしたいと思っていた」と想いを口にしている。 迎えた開幕戦でのデビューについては「出場できるとは全く思っていなかったです」としつつ、「しかし、実際に交代で入る瞬間は、それほど緊張していなかったです。むしろピッチに立てることをとても嬉しく思っていました。高校時代からブンデスリーガを見ていたので、この瞬間をとても楽しみにしていました」とデビューの瞬間を振り返っている。 また、チェイスはその後コンスタントに出場機会を重ね、チャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦にも出場した。チェイスはCLデビューの瞬間について自身の想いを明かした。 「ベルナベウでのレアル・マドリーとの初のチャンピオンズリーグの試合は本当に特別でした。これは普通の試合ではなく、人生で一度しか経験できないものです。普段はゲーム機でしか見ることのない選手たちと対戦したいと強く思っていました。交代で出場できて本当に幸せです」 ちなみにレアル・マドリー戦ではユニフォーム交換をしなかったとのこと。その理由に関しては「絶対にしません。初めてのチャンピオンズリーグのユニフォームは手放しませんよ」と笑顔で語っていたようだ。 週末のホルシュタイン・キール戦に向けては「難しい試合になるでしょう。キールはチームスピリットが強く、守備も上手。それは同時に、僕たちが得点を決めるのを難しくする。僕たちは非常に集中し、自分たちの強みを活かす必要があります。キールは良いチームで、町野修斗のような日本代表選手もいます。楽しみにしています」と語ったチェイス。キール戦ではどんなパフォーマンスを見せるだろうか。