熊本地震、通信サービス各社の対応状況
2016年4月14日に発生した熊本県を震源とする最大震度7の地震について、通信サービス、インターネットサービスの対応状況をまとめます。(情報は2016年4月15日3時現在)
安否確認
災害用伝言板(NTT東日本・NTT西日本・NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI) 固定電話、携帯電話各社は、現在災害用伝言板を運用しています。地震発生地域の人は、自分の電話番号をキーとして、テキストの伝言情報を登録可能。安否確認をしたい人は、相手の電話番号で検索すると、テキスト伝言情報が登録されていた場合には参照することができます。なお、登録された情報はNTTの災害用伝言ダイヤル(171)でも参照可能です。 NTT東日本・NTT西日本: NTTドコモ: ソフトバンク: KDDI(au):
Googleパーソンファインダー
Googleは安否確認サイト「パーソンファインダー」を運用しています。地震発生地域の人やその安否を知っている人は「安否情報を提供する」から情報を登録することができ、また安否を確認したい場合には氏名、電話番号などで登録されている情報を検索することができます。 Googleパーソンファインダー:
通信インフラ
携帯電話各社の状況 記事執筆時点で、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)の携帯電話各社から熊本県での通信障害についてアナウンスはありません。ただし、今後大きな余震が発生した場合などには、電話による安否確認の集中などで通信環境が変化する場合があるため、可能な場合にはLINE、Facebook、Twitter、電子メールなどテキストメッセージでの連絡をお勧めします。 LINEは固定電話・携帯電話への通話を10分無料に メッセージアプリのLINEは、固定電話と携帯電話にかけられる「LINE Out」の機能について、日本国内の番号への発信を1回の通話あたり最大10分まで無料化しています。 LINE Outの使用方法: 熊本県内のWi-Fiスポットを無料開放中 無線LANビジネス推進連絡会は、熊本県内の公衆Wi-Fiスポットの一部を無料で開放しています。熊本県内の公衆Wi-Fiスポットでアクセスポイント名「00000JAPAN」に接続すると、スマートフォンやタブレット、パソコンなどによるネット通信ができるようになります。