61歳の競輪選手が引退 送別会に参加した大川龍二が大先輩に敬意「自分もあと20年現役で」
立川競輪「スポーツニッポン杯(F1)」は18日、2日目を迎える。12RのS級準決勝に出走する大川龍二(39歳・広島=91期)に話を聞いた。 今開催の前に昨年、61歳で引退した森江信行さんの送別会に参加したという大川龍二は「いやー、60歳を過ぎても現役で走っていた森江さんは凄いですよね。自分もそのくらいまで選手を続けていたい」と同県の大ベテランに敬意を表した。 自身のX(旧Twitter)でも愛する息子の写真と一緒に「息子が20歳になる頃には58歳…。どこまで闘う姿を魅せられるのか。しぶとく頑張ります」と投稿。 初日は目標の佐伯亮輔が駆ける展開で4角では絶好。ただ道場晃規の捲り追い込みに屈し2着発進となったが「アレだけ行ってくれたから残したかった…。人気になっていたので期待に応えられず申し訳ない」と唇を嚙む。 勝負の準決勝は自分でやる番組で後ろが黒田淳。少し前までは黒田が前で大川が番手だったらしいが、今回は大川が前で総力戦。「車番がいいので、押さえに行かないですみそう(笑)。何でもやる感じですね」と縦横無尽な走りで決勝入りを目指す。(アオケイ・松野記者)