トランプ氏、バイデン大統領の死刑囚減刑を批判「事件の遺族らは打ちのめされている」
【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ次期大統領は24日、バイデン大統領が死刑囚37人を終身刑に減刑したことについて、自身のSNSで、「(事件の)遺族らは打ちのめされている」と批判した。
トランプ氏は「米国の家族や子どもたちを凶悪犯から守る。我々は再び法と秩序の国になる」と強調し、就任直後に死刑を強く推し進めるよう司法省に指示すると表明した。
トランプ氏は前政権時の2020年7月、17年ぶりに連邦レベルでの死刑に踏み切った。今回の大統領選では不法移民による犯罪に厳しく対応する姿勢とともに、死刑を再開する考えも示していた。