アストン・ヴィラ、ジョアン・フェリックスへの関心継続か…ディアビの“後釜”に検討?
アストン・ヴィラがアトレティコ・マドリード所属のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの獲得を検討しているようだ。25日、スペイン紙『アス』が伝えている。 現在24歳のJ・フェリックスは母国の名門ベンフィカで頭角を表し、2019年夏にクラブ史上最高額の推定1億2000万ユーロ(現在のレートで約200億円)でアトレティコ・マドリードへ加入した。しかし、期待を上回る活躍を見せることができず、昨年冬にチェルシー、昨年夏にバルセロナへレンタルで放出。迎えた2023-24シーズンは公式戦通算44試合に出場し10ゴール6アシストをマークしたものの、終盤にかけて徐々に出番を減らしていった。 レンタル期間の満了に伴いバルセロナを退団したJ・フェリックスだが、その去就は依然として不透明。アトレティコ・マドリードは同選手をスカッドにと留めておくつもりはなく、今夏に完全移籍で売却することを望んでいるとのこと。選手本人も確執が噂されているディエゴ・シメオネ監督の下でのプレーは望んでおらず、移籍を希望しているようだ。 現地時間26日にはEURO2024後の休暇を終え、アトレティコ・マドリードのトレーニングに合流することとなるJ・フェリックスだが、プレミアリーグに新天地を求める可能性が浮上しているという。この度『アス』が報じたところによると、以前から同選手に関心を寄せているアストン・ヴィラが、2024-25シーズンの開幕を前にオファーの提示を検討しているとのこと。ウナイ・エメリ監督はアル・イテハドへ移籍したフランス人FWムサ・ディアビの“後釜”を探しており、自身が能力を高く評価するJ・フェリックスとの契約を希望しているようだ。 なお、アトレティコ・マドリードはJ・フェリックスの移籍金として6000万ユーロ(約100億円)程度を要求している模様。アストン・ヴィラが獲得を目指す場合には、モンチSD(スポーツディレクター)らが値下げ交渉に臨む可能性が高いと見られている。
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