【台風情報】関東上陸の可能性は?台風17号は暴風域を伴って接近予想 気象庁の進路予想で1日(火)の予報円内に 海外予報機関の進路予想データ比較【10月3日までの雨・風シミュレーション】
■小笠原近海の台風17号 このあと北上 関東が予報円の円内に 現在、日本の南海上には台風17号と台風18号があります。このうち小笠原近海にある台風17号は、このあと北上する予想です。当初の予想よりやや発達して暴風域を伴いながら北上して、関東地方が進路予想の予報円内に入ってきました。 関東へ接近することが予想されますが上陸の可能性はあるのでしょか。気象庁やアメリカ・ヨーロッパの海外予報機関の予想もあわせて見ていきます。 【画像で詳しく確認】台風17号 暴風域伴って関東接近予想 上陸の可能性は? 日米欧進路予想比較&3日(木)まで雨・風シミュレーション 気象庁(JMA) 台風17号は、日本の南の海上を北上する予想です。30日(月)には暴風域を伴うようになり、1日(火)に関東の沖合の海上を中心とする予報円に達する見込みです。 1日(火)15時の予想では、中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルが予想されます。予報円の中心から半径390キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。 ■アメリカ・ヨーロッパも北上予想 関東に接近予想 アメリカ海軍(JTWC) アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。28日午前の時点で、台風17号と台風18号の2つの進路予想を発表しています。 このうち台風17号については、北上させたあとに関東の東の海上を進んでいくと予想しています。最大風速をみると、1日(火)午後3時に関東の東の海上を進む時点で最も大きくなっており、発達のピークを迎える予想です。 アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁はアンサンブル予報の結果について発表しています。「アンサンブル予報」は、数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。
【関連記事】
- 【画像で確認】関東に上陸の可能性は?台風17号の予報円内に 日米欧の進路予想比較
- 【画像で確認】台風17号 10月1日午後に関東地方かすめる予想データも アンサンブル予報結果
- 【画像で確認】関東への影響は?台風17号 10月3日(木)までの雨・風シミュレーション
- 【台風情報】台風18号が発生 気象庁発表 強い勢力で北上 来週後半に九州付近へ接近のおそれ 日米欧の予想データそろい始める 台風17号も北上中 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【10月3日まで雨・風シミュレーション】
- 世界各国はどんな台風情報を発表している?アメリカ・ヨーロッパ・インド・中国・韓国・オーストラリア…半年前から予報を発表する国も 気象庁は進路予想図など台風情報を大幅見直しへ 海外予報も参考に改善目指す