【広島】新井貴浩監督「こういう日もある」開幕右腕が9失点炎上…勝率5割復帰ならず/一問一答
◆JERAセ・リーグ 巨人9―4広島(12日・東京ドーム) 広島は、先発・九里が6回途中9失点と炎上し、痛恨の逆転負けを喫した。勝てば勝率5割復帰という一戦で3連勝を逃し、再び借金2となった。 九里は2点リードの6回1死満塁から坂本のユニホームをかすめる押し出し死球で1点差に詰め寄られ、2死満塁からオコエの2点適時打で逆転を許した。その後も巨人打線の猛攻を食い止められず、この回だけで5安打3四死球で7失点し、イニングを投げきることも出来なかった。 今季11年目で初の開幕投手を務めた右腕。3月29日の開幕戦・DeNA戦(横浜)は7回3失点で勝ち負け付かず、今月5日の中日戦(マツダ)は8回1失点で敗戦投手となっていた。新井監督は「今日は今日で次の登板に備えてほしい、しかないかな」と、淡々と総括した。 以下、試合後の新井監督の主な一問一答。 ―九里投手について 「前回も前々回もいいピッチングをしてくれているし、こういう日もあるということで、また次の登板に向けて調整してもらいたいなと」 ―5回までは力強い投球で坂本、岡本和のソロ2本の2失点で踏ん張っていた 「そうだね。立ち上がりから飛ばしていたと思います。まあでも、いつもいつも抑えられるわけじゃないので。そこは、また今日は今日で次の登板に備えてほしい、しかないかな」 ―6回は逆転を許した後も続投で勝負を託した 「もちろん、もちろん。まだ球数的にも余裕はありましたし、あそこはもうアレンでという感じですね」 ―打線は序盤、戸郷投手からいい形で得点を奪った 「初回からみんな、よく対応していたと思います。各自、バッティングコーチと試合前に話をしている。みんながちゃんとプラン通りにいいスイングをして、いい攻撃だったと思います」 ―今日は島内投手がベンチ外だった 「連投していたので」 ―2戦目は右肘の張りを訴えていた森下投手が今季初先発 「彼にとっては明日が開幕のマウンド。期待していますよ。もちろん、期待しています」
報知新聞社