「頼もしい存在」と「暴れるおじさんを手懐ける才能」来年の活躍が期待される2人の東大卒女子アナ
女性初の競馬実況アナ
“東大卒の女子アナ”と聞けば、フジテレビでアナウンス部長を務める佐々木恭子アナ(51)や、NHKの和久田麻由子アナ(36)。そしてNHKからTBSに移籍し、関口宏から『サンデーモーニング』を引き継いだ膳場貴子アナ(49)らが浮かぶ。 【水卜アナも顔負け】すごい!食レポでラーメンを口いっぱい頬張るTBS篠原梨菜アナ 「テレビ局の制作スタッフに東大卒の男性は多いのですが、女子アナとなると各局に何人かいるものの、局側も視聴者も身構えてしまうのか、それほど目立った活躍ができていないのが現状です」(テレビ局スタッフ) だが、ここにきて2人の東大卒の女子アナにスポットライトが当たり始めている。 「一人はTBSの篠原梨菜アナ(28)です。彼女はこれまで『サンデージャポン』で、東大卒という知的キャラをしっかり売りにしていました。経済ニュースや政治問題に関しては、ホワイトボードを使って解説をしていましたが、キャラが強めの他の女子アナほどは目立つことができず、いつの間にか番組から姿を消してしまいました。その後、彼女を毎週見るようになったのは『THE TIME,』の“早朝グルメ”ロケです。 篠原アナはラーメン店を担当することが多く、麺の“すすりっぷり”に毎回スタジオは大いに沸いています。ただ、局内外からは『東大卒なのにもったいない』と言われていましたね。篠原アナが浮上することは難しいかもしれないと思っていたら、この度、女性で初めて競馬実況をしたことで、安住紳一郎アナ(51)も『THE TIME,』内でこのことを紹介し、『大仕事をやってのけた』『頼もしい存在』と絶賛していました」(前出・スタッフ) 篠原アナは『日刊スポーツ』のG1着順予想の連載コラムも担当しており、“東大卒”らしく、過去のデータを元にした予想が評判を呼んでおり、今後の活躍が期待されている。 そんな篠原アナと大学同期で、同年にフジテレビに就職した東大卒アナと言えば、現在、『Mr.サンデー』で5代目メインキャスターを務めている藤本万梨乃アナ(29)だ。 ◆さんまと宮根を手懐けるアナ 「藤本は局内では、東大卒というよりも体力があるし根性がある女子アナとして知られていますね。実際、『めざましテレビ』などの早朝番組の女性レギュラー陣が体調不良になると、藤本が急きょ担当するということが過去に何度かありました。’22年4月に、久慈暁子アナ(30)の後任として『さんまのお笑い向上委員会』を担当することになった時には、『東大卒のプライドが邪魔をしないか?』といった懸念の声もありました。 でも今では、『一番さんまさんにハマっている。見えないところでも大きな口を開けて笑ったり、リアクションも一生懸命』とスタッフの評判も良い。前任の久慈アナは、気分が乗らないような態度が出てしまっていて、『鬼越トマホーク』がネタできついツッコミをしたところオンエアで泣いてしまったこともあり、芸人たちに気を使わせる存在になってしまいました。 でも藤本アナは、裸芸人が際どいネタをやったとしても困ったような顔をしながら常に笑顔。『笑うタイミングがいつも素晴らしい』と、お笑いファンからも認められています」(テレビ誌編集者) ’23年7月から、週末の報道番組『Mr.サンデー』を担当することになり、前夜の『~向上委員会』を降板するかと思いきや、現場スタッフは藤本アナの継続を望んだという。 「宮根さんも、藤本アナと組む際、『予定調和はつまらない。一緒に暴れましょう』『さんまさんと一緒にやっているというのは、“暴れる宮根”を軌道修正してくれるはずという(フジテレビの)思惑が透けて見える人選』と自虐ネタを入れながら記者らを笑わせていたものです。実際、発言ミスがあった宮根さんを藤本アナが絶妙なタイミングで訂正することが少なくありません。 こちらのコンビは息が合っているというか、宮根さんの自由なMCも藤本アナのフォローあってこそという印象です。目立たないのですが、宮根さんが暴走しかけると、さりげなく軌道修正したりと、彼女の“暴れるおじさん”を手懐ける才能は大したものです」(スポーツ紙記者) 篠原梨菜アナと藤本万梨乃アナには、局内外から大いなる期待の声が寄せられている。’25年の2人の仕事ぶりに期待したい。
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