【バレー】ミズノがバレーボール女子日本代表トークイベントを開催。石川真佑「琴奈さんとセナさんはひとつ上だけど同級生みたいに接してくれる。話しやすくて安心感がある」
ミズノ株式会社は15日、東京都内でバレーボール女子日本代表トークイベントを行った。 司会はロンドン五輪銅メダリストの迫田さおりさん。女子日本代表からは林琴奈、石川真佑、関菜々巳の3選手が代表のユニフォーム姿で参加し、ファンとともに楽しい時間を過ごした。
まずは、昨年のパリ五輪OQT、五輪出場権と銀メダルを獲得したネーションズリーグなど日本代表での活動を振り返り、コーチやトレーナーなど支えてくれたスタッフへの感謝の気持ちなどを語った3人。
続いて、女子日本代表チームの相関図を作成。ホワイトボードに用意されていた選手の写真をつながり別に動かし、石川がどのような関係性なのか説明を書いた。練習時に流す音楽の選曲担当係は荒木彩花、和田由紀子の最年少コンビで、「時々監督のリクエストなどで懐かしソングを流すことも」といったエピソードも。ベテランの井上愛里沙、小島満菜美、田中瑞稀の3人は「姉御グループ」でアンダーカテゴリーの頃からのつながり。カフェ好きという共通点も。林、石川、関の3人は迫田さんから見て、「努力家なのが共通点かな?」とのコメントがあった。
会場のファンから寄せられた質問コーナーでは3人がお互いのことを話し、石川は「2人は自分の1つ上だけど、とても話しやすく、同級生のように接してくれて安心感がある。琴奈さんは面白くて優しい。セナ(関)さんは物知りで美味しいお店など、何でも調べてくれる」と話した。このほか、スパイクやトスの時に気をつけていることなど、プレーに関する質問もあり、3人は丁寧に答えていた。 今年度の日本代表が解散し、今後はしばらく休息ののち、石川と関はイタリアリーグへ、林は9月からJT(新チーム名大阪マーヴェラス)に合流し、SVリーグ元年を迎える。パリ五輪では残念ながら目標としていたメダルに手が届かなかったが、それぞれの今後に引き続き注目していきたい。
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