「出禁になりカッとなった」…フィリピンパブ女性メッタ刺しの男「逮捕直後に深々と頭を下げ」衝撃写真
「店で(お気に入りの)女性と話すのがささやかな楽しみでした」 冒頭陳述で弁護人は被告の心境についてこう説明した。 【衝撃】「出禁になりカッと」…フィリピンパブ女性メッタ刺し「深々と頭下げ」戦慄の素顔写真 11月18日に東京地裁で行われた、殺人未遂や傷害の罪などに問われている最上守人被告(65)の初公判。被告は起訴内容について「ほぼ間違いありません」と認めた。 「事件が起きたのは’23年7月です。常連客として通っていたフィリピンパブの女性店長を、都内の路上で用意した包丁でメッタ刺し。フィリピンパブにはお気に入りの女性がいたそうですが、彼女の行動に不満を持ち店長とトラブルを繰り返し出入り禁止になっていました。店長を逆恨みした最上被告が、店長を殺害しようとしたとみられます」(全国紙司法担当記者) 『FRIDAYデジタル』は’23年7月10日配信の記事で、最上被告が起こした殺人未遂事件について詳しく報じている。再録し、最上被告の逆恨みと送検で本誌カメラマンらへ深々と頭を下げた衝撃の姿を振り返りたい――。 ◆「男が女性を追いかけている」 「た、助けて!」 深夜のコンビニエンスストアへ、女性が助けを求め駆け込んできた。複数ヵ所をケガし身体中が血まみれ。表情は怯え切っていた――。 ’23年7月6日夜11時頃、騒動は東京・練馬の繁華街で起きた。包丁を持った黒いスーツ姿の男が、40代の女性Aさんを追いかける。男はAさんの胸や腹をメッタ刺しにしたのだ。 「現場は西武池袋線の練馬駅から150mほど離れた飲み屋街でした。トラブルを目撃した人が『包丁を持った男が女性を追いかけている。女性が血だらけです』と110番通報。男はAさんが駆け込んだコンビニ店内まで追っていきましたが、すぐに逃走します。 防犯カメラの映像などから、加害者と特定されたのが近くのマンションに住む無職・最上被告でした。警視庁練馬署は、事件から約5時間後の翌7日午前4時過ぎに自宅に戻ってきた最上被告の身柄を拘束。殺人未遂の疑いで逮捕された最上被告は、『自分がやったことに間違いありません』と犯行を認めていました」(全国紙社会部記者) 病院に搬送されたAさんは重傷を負っていたが、幸い命に別状はなかったという。Aさんはフィリピン国籍の女性。最上被告との間に、どんなトラブルがあったのだろうか。 ◆「バカにされたと思った」 「Aさんは練馬区内にあるフィリピンパブの店長です。’20年ごろから通い始めた最上被告は店の常連で、女性従業員の1人Bさんに好意を抱いていました。しかしBさんが、店で他の客の頬にキスしているのを見て激高。責任者であるAさんとは、たびたび口論になっていたようです。 逆恨みした最上被告は、『許せない』などと店や従業員たちを非難するような内容を複数回警察へ連絡。事件直前にも『あの女を殺しに行く』と通報し、警察は注意するよう店に防犯指導していました。最上被告は店から出入り禁止となります」(同前) 事件当日も、店の前で最上被告の姿が目撃されていた。事前に包丁を用意し、Aさんが店内から出てくるのを待っての計画的犯行だったようだ。 「最上被告は、こうも供述していました。『店を出禁になってカッとなった。刺したのは、相手にされずバカにされたと思ったから』と。店の対応で一方的に恨みを募らせていたようです」(全国紙社会部記者) 逮捕直後の送検時には、本誌カメラマンなど集まった報道陣へ深々と頭を下げる衝撃的な姿を見せていた最上被告。判決は12月11日に言い渡される予定だ。
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