不登校の情報や悩み共有 松山でサポート考えるフォーラム(愛媛)
学校に行きづらい子どもやその家族へのサポートを考える「多様な学び場フォーラム」が17日、松山市桑原3丁目の松山東雲女子大であり、当事者やフリースクール関係者ら約60人が座談会や事例発表で情報や悩みを共有した。 県内20団体でつくる県フリースクール等連絡協議会が主催した。孕石修也会長(34)は「不登校の人数増加は問題ではない。居場所や学び方が学校以外にないのが問題」と強調。愛媛の現状について「不登校向け民間施設は6年間で約8倍の26施設に増えた。通所者の8割以上が在籍校で出席扱いになっているのは全国的に見て高い」と選択肢の広がりを説明した。
愛媛新聞社