ビュフォード、河村は個人タイトルほぼ確実か…リバウンド王争いは“ランク外”と一騎打ち/B1第35節終了時のスタッツリーダーズ
4月27日から28日にかけて、全国各地でB1リーグ2023-24シーズン第35節が開催され、スタッツリーダー争いも残り2試合で決着する最終局面を迎えた。 得点ランキングトップに立つ島根スサノオマジックのペリン・ビュフォードは、ワイルドカード枠を争う広島ドラゴンフライズとの2連戦で合計33得点を挙げた。チームは痛い2連敗を喫したが、得点ランク2位の河村勇輝(20.9得点/横浜ビー・コルセアーズ)と1.7差の平均22.6得点とし、規定出場試合数にも到達。自身2シーズン連続2度目のB1得点王をほぼ確実なものとした。 アシストランキング1位の河村は、4月17日に行われたシーホース三河戦で負傷した影響で4試合連続の欠場となったが、こちらもすでにリーダーズ争いの規定試合数には到達。大差を逆転して得点王に輝く可能性が残されてはいるものの、キャリアハイの42得点を大幅に超える活躍を2試合連続で続けなければいけない非現実的な状況。一方で、河村が記録している平均7.9アシストも、0.5差で追いかける同2位のビュフォードには極めて高い壁となっており、初のアシスト王に当確クランプが灯ったとみていいだろう。 そんななか、リバウンド王争いでは、最終節に首位交代の可能性が多いに残されている。第35節終了時点では、平均11.9リバウンドのウォーディミル・ゲルン(仙台89ERS)が首位を快走しているものの、規定試合数未到達のジョン・ムーニー(千葉ジェッツ)が平均12.0リバウンドの好成績をマーク。ムーニーは最終節の2試合に出場すれば規定試合数に到達するため、ランキング外から急浮上して個人タイトルをかっさらう可能性が残されている。 Bリーグ公式サイトのリバウンドランキングには、ムーニーの名前が掲載されていないものの、実際は“ゲルンvsムーニー”の一騎打ち状態。今週末に開催される最終節は、千葉Jにとってチャンピオンシップ進出権と同時にムーニーの初タイトルもかかる大事な2連戦となりそうだ。 第35節終了時点のスタッツリーダーズ一覧は以下の通り。