板倉滉、今季引退のボルシアMGのレジェンド2人から学んだことは?「こういう選手がファンに愛される」
ボルシア・メンヒェングラッドバッハDF板倉滉が、今季限りで現役を引退するパトリック・ヘアマンとトニー・ヤンチュケへの思いを明かした。 板倉滉は現地ドイツでどう評価されている? 2008年にボルシアMGのユースチームに移籍してきたヘアマンは、2010年にトップチームに昇格。それから14年間トップチームでプレーをし続け、公式戦420試合56得点66アシストを記録してきた。また、ヤンチュケは2006年にユースチームに加わり、2008年にトップチーム昇格を果たすと、ケガに悩まされる時期がありながらも公式戦303試合5得点7アシストを記録していた。 そんな両者は先日、今季限りでの現役引退を発表。共にホーム最終戦となるブンデスリーガ第33節のフランクフルト戦(1-1)に途中出場、試合後にはセレモニーも行われている。 そんなクラブのレジェンドに対し、板倉は「本当にユースから所属して、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグも経験してというメンバーで、このクラブにとってはレジェンド。そういうメンバーとここ2年一緒にプレーさせてもらえたのは、自分にとっても価値のあるものだと思います」と思いを口に。続けて、「最後に勝ってる状況で迎えたかった思いはありましたけど、負けずに、ファンの方も気持ちよく送り出してくれたと思うのでよかったと思います」と語り、ホーム最終戦で同じピッチに立ったことを喜んだ。 最後に板倉は、二人のレジェンドから学んだことについて自身の考えを明かしている。 「普段の練習に取り組む姿勢もそうですけど、こういう選手たちがこうやって長くブンデスリーガのクラブに所属できて、なおかつファンに愛されるんだなと。そういうのを近くで見ていて思いました。人もめちゃくちゃいいですし、自分も寂しいですけど、違う形でまたチームに入って貢献してくれると思います」