【広島】玉村昇悟が“野村イズム“継承「足を着いてから投げる」地に足つけてさらなる進化へ
広島玉村昇悟投手（23）が20日、今季限りで現役を引退した野村祐輔氏（35）の助言を生かした新投法に取り組んでいることを明かした。 マツダスタジアムでの秋季練習に参加。今秋は「下半身を使って投げる」ことをテーマに掲げる。今季は「ずっとモヤモヤして1年投げていた。（右足を）踏み出した時に跳ぶ感覚があった」。2軍落ちした9月ごろに先輩から「（右）足を（地面に）着いてから投げる」との考え方を学んだ。 助言を経て「キャッチボールでボールが垂れにくくなった」と手応えをつかみつつある。「DeNAの東さんも右足を着いてから長いイメージがある。（野村）祐輔さんとキャッチボールしていても刺されるので」。 この日はシート打撃に登板し、打者7人を相手に安打性1本、1四球に抑え込んだ。先輩の助言も含めて「秋は数をこなしてフォームを固めていきたい」。地に足をつけて、さらなる進化へとつなげていく。
