大谷翔平、3試合連発23号に大リーグ公式も目が点 「ドジャースタジアムでは複数の450フィート弾さえ放った選手はいない」
◇22日(日本時間23日)MLB ドジャース7―2エンゼルス(ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手はエンゼルス戦で3試合連発、リーグトップの23号2ラン。4打数1安打、2打点1四球だった。試合も制し、昨季まで6年間在籍したエンゼルスとの交流戦、通称『フリーウエーシリーズ』2連戦を1勝1敗に戻して終えた。 ◆大谷翔平、3試合連続の23号本塁打!【動画】 3回無死一塁の第2打席。右腕プリーサックの真ん中低め137キロのスライダーをフルスイングした大谷は、走り出すことさえなかった。右中間スタンド上段へ飛距離459フィート(約140メートル)の22号2ラン。古巣相手に2戦2発の手荒い『恩返し』となった。 前日の21号は飛距離455フィート(約138・7メートル)で、連日の450フィート(約137メートル)オーバー。大リーグ公式X(旧ツイッター)は「大谷はドジャースタジアムで2日連続450フィート超のアーチ。(詳細なデータ収集が可能になった)2015年からのスタットキャスト時代で、ドジャースタジアムでは複数の450フィート弾さえ放った選手はいない」と、目が点になる絵文字を添えて報道。 これを受け、米野球データアナリストのサラ・ラングスさんは「大谷翔平は今季6本の450フィート弾。これはジョク・ピダーソン(現ダイヤモンドバックス)のドジャースでのキャリア全体での記録に並んだ」と伝えた。 また、ドジャースタジアムでの450フィート弾は通算14本あり、これはメジャー全30球場で2番目に少ない(最少はパドレス本拠地球場ペトコパークの12本)が、大谷は1年目のドジャースタジアムで既に4本マークしている。 また、大谷はロードを合わせると今季6本目の450フィート超弾。ドジャース選手のこれまでのシーズン記録(同4本)を、6月下旬にして既に2本上回っている。
中日スポーツ