市川團十郎「出来る限りそばにいたい」と尾上菊之助への深い思いを吐露
21日、都内で行われた松竹創業百三十周年「双仮名手本三升(ならべがきまねてみます)裏表忠臣蔵」の取材会に登場した歌舞伎俳優の市川團十郎(46)は、来年の活動についても語った。 【画像】市川團十郎「出来る限りそばにいたい」と尾上菊之助への深い思いを吐露 来年をどのような年にしたいか問われると、「来年は完全に、菊之助さんの襲名に出来る限りそばにいたい。だって同級生ですし。困った時に呼ばれたら参加出来るように。友達というか、生まれた時からずっと一緒なので、やっぱり色んなことがあるのかもしれないですけど、彼も大変な時期に入っていくわけですから」と、来年5月、6月に東京・歌舞伎座で、八代目尾上菊五郎を襲名する尾上菊之助(47)への思いを明かした。 自身は2022年11月に「十三代目市川團十郎白猿」を襲名し、先日、2年間にわたる襲名披露興行を終えたばかり。「僕もみんなに支えてもらった2年間があるので、そういうものを恩返し出来るような方には、しっかり恩返しする男でありたい」と改めて感謝しつつ、菊之助に対しては、「お声がけいただければ、いつでも出ます。(本人からも)“出てほしい”と電話は来てますよ。二人では話すんですけど、130周年の人たち(=松竹)が決めることだから」と冗談めかして笑いを誘った。
テレビ朝日