DeNA・平良拳太郎、プロ11年目の初完封で今季2勝目 猛暑のハマスタ、水分補給やセットポジション…工夫で乗り切る
◇4日 DeNA3―0ヤクルト(横浜) 右肩の違和感から復帰2試合目のDeNA・平良拳太郎投手がヤクルト打線を7安打に抑え、プロ11年目のプロ初完封。無四球で113球を投げ切り今季2勝目を挙げた。チームはヤクルト3連戦に勝ち越し、貯金を3に戻した。 「中継ぎ陣が(2日間で)たくさん投げていたので長く投げたかった。ほっとしています」と平良は大粒の汗をぬぐった。2日のカード初戦、3日の2戦目でのべ10人の救援陣が投げ、この日投げれば3連投になる投手が多かった。ハマスタは午後8時を過ぎても30度近い猛暑。水分補給し毎回アンダーシャツを替えたが7回途中には足がつった。セットポジションで動きを少なくし乗り切った。 三浦監督は「ボールの力もキレもあった。(ヤクルト打線に)合っている打者がいなかった」と救世主に目尻を下げた。
中日スポーツ