福井県内企業の11月倒産件数10件で10年ぶりの二桁 物価高・コストの価格転嫁の遅れなど要因 年間件数はコロナ禍を上回る可能性も
福井テレビ
福井県内企業の11月の倒産件数は10件で、約10年ぶりに2桁台となりました。 民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、11月の県内企業の倒産件数は2023年の11月と比べて9件多い10件で、2014年4月以来の2桁台となりました。また、負債総額は14億6900万円にのぼりました。 負債額が最も大きかったのは、福井市の制服やユニフォーム製造のティーアイ企画で、4億5100万円でした。 帝国データバンクによりますと、2024年の年間の倒産件数は11月時点で42件となっています。 要因は物価高、仕入れコストの価格転嫁遅れ、人手不足などで、年間の倒産件数はコロナ禍の2020年の48件を上回る可能性も出てきているとしています。
福井テレビ