動き出す『東静岡の街づくり』…構想から30年アリーナ建設事業化に向け6000万円を予算化へ 静岡市
渋滞緩和に『秘策』
さらに、渋滞緩和に向け市が構想しているのが、アリーナと周辺の駅をつなぐデッキの建設です。
栗田アナ:「建設が予定されている東静岡アリーナのもうひとつの最寄り駅が静岡鉄道長沼駅です。ここからアリーナまでは徒歩5分ほどで行けるのですが、最短で向かう道がこちらとなっています。こちらの道幅はとても狭く多くの方がここを通るとなるとかなりの混雑が予想されます」
現在、静鉄・長沼駅からアリーナ建設予定地のJR東静岡駅周辺までで最短ルートを歩こうとすると、住宅に挟まれた細い道を通らざるを得なくなっています。
そのため、市はアリーナと静鉄・長沼駅、そしてJR東静岡駅をつなぐおよそ400mの高架型の歩道の建設を構想。 また、駐車場の利用は大会関係者などに限定して客が駐車場を利用できないようにし、国道1号の交通量が増えないような計画にすべきとの考えを示しています。
静岡市 難波喬司市長 Q.事業化の決定はいつ? A.「基本計画を作っている段階でそこで決めていかないといけない。当然、さらに参画する民間事業者の方々、投資家というか運営をする方々を含めて、話を具体化していくので、その段階で決めることになるので、そんなに長い時間はかからない」
動き出したビッグプロジェクト。今後も注目を集めそうです。