森保監督 岡崎慎司は「勇気と希望を与えてくれた選手」「泥臭くチームに貢献」 最大限の賛辞を送る
サッカー日本代表の森保一監督は北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選へ向けたメンバー発表の記者会見に出席。今季限りで現役を退いた岡崎慎司に対して労いの言葉を送りました。 【画像】代表メンバー一覧 3月の北朝鮮戦から5人変更 2月に今季限りでの現役引退を発表した岡崎選手は、今月18日ベルギーリーグのシント=トロイデン対OHルーヴェン戦に出場。試合後は仲間や両チームからから胴上げや花道をつくられ、現役生活に別れを告げました。 W杯では3大会連続出場。2018年のロシア大会では当時コーチの森保監督とともに戦いました。国際Aマッチ通算119試合に出場し、歴代3位の50得点を記録しています。 「日本でもヨーロッパでも彼の持っている貪欲にうまくなりたい、少しでもいいプレーをしたい、どんな形でも点を取る、泥臭くチームに貢献すること。いろんなことをサッカー選手として、人として気づかせてもらえる、目標とさせてもらえることを示してくれた」 最大限の賛辞の言葉を送った森保監督。「夢を見させてもらえた」と笑顔をみせます。 2005年から清水エスパルスに入団し、2011年からはドイツのブンデスリーガでプレー。2015年にはイングランド・プレミアリーグのレスターに移籍し、シーズン36試合に出場し5得点をあげるなどチームに貢献。レスターはクラブ創設132年で初のプレミアリーグ優勝という快挙を達成しました。 森保監督は「プレミアリーグで優勝の経験をみせてくれてレスターの中で日本人でもやれるんだ。世界のトップトップの舞台でやれるんだという“勇気と希望を与えてくれた選手”だったと思う。所属クラブでみせてくれた彼のプレーや姿勢、日本代表で築き上げてくれた日本サッカー発展への貢献に改めて感謝を伝えたい。敬意を表して今少し休んで、また指導者として日本サッカーに貢献してほしい」とねぎらいました。