ムチ尻はクルマの進化そのものだった説!?
◆ ロールス・ロイス スペクター/ロールス・ロイス初のEVは切れ味の良いクーペボディで登場
100年以上にわたって究極の静けさやなめらかさを追求してきた彼らがEVに行きついたのは、ある意味で論理的帰結。その初作であるスペクターに優れた空力ボディが与えられたのも、ごく自然な流れといえるでしょう。シャープに切り取られたそのテールエンドは、未来における美尻のあり方を物語っているかのようです。
【SPEC】
全長×全幅×全高:5475×2144×1573㎜ バッテリー:リチウムイオン 最高出力:430kW 最大トルク:900Nm 航続距離:530km 価格:4800万円~/ロールス・ロイス
流れるようなショルダーラインや鋭く切り取られたルーフラインは、このデザインスケッチからも見て取ることができます。それは堂々としたボディサイズだからこそ描ける、いかにもロールス・ロイスらしいスタイリングといえます。 2024年10月号より ※掲載商品はすべて税込み価格です
写真/長谷川直紀 文/大谷達也 編集/市村広平、加藤寛太(ともにLEON)