レベル・ウィルソン、俳優のサシャ・バロン・コーエンから脅迫されていると主張 発売予定の回顧録が発端に
映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズでお馴染みのレベル・ウィルソンが間もなく回顧録『Rebel Rising（原題）』を出版する。彼女はこのところ、この本で過去に共演した「ひどいゲス野郎」のことを書いていると匂わせていた。「ゲス野郎」の名前は本のPRのため発売まで出さないのが普通だが、レベルは発売に先駆けてその人物が俳優のサシャ・バロン・コーエンであることを暴露。アメリカマスコミを賑わせている。
レベルが早々に明かしたのには理由があった。「私はゲス野郎のことを本に書いた。そうしたらそのゲス野郎が私を脅そうとしてきたんだ」とインスタグラムのストーリーに投稿している。「彼は危機管理マネージャーと弁護士たちを雇い、本についての報道を止めようとしている。でも本は必ず出版され、みんなは真実を知ることになる」。さらに「私は高給取りの弁護士や危機管理マネージャーに黙らされたりしない」とも。
サシャ・バロン・コーエンはイギリス出身の俳優＆コメディアン。脚本やプロデュースも手がけていて、2006年の主演作『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』ではアカデミー賞の脚本賞にノミネートされた。レベルとは2016年の映画『The Brothers Grimsby（原題）』で共演している。
サシャの弁護士らから脅されているというレベルの主張に対し、サシャのスポークスパーソンは声明を発表。「私たちは声を上げることの重要性を評価している。しかしこれは明らかに虚偽だ。この映画の制作前後にその場に居合わせた人の目撃証言、フィルムに残っている映像、文書などさまざまな証拠が彼女の主張を真っ向から否定している」。レベルが本に書いていることは嘘だと否定している。
ちなみにこの作品にはサシャとレベルの他にペネロペ・クルスやサシャの妻アイラ・フィッシャーらビッグネームが出演している。撮影現場の2人を彼女たちも見ていたはず。レベルがサシャに何をされたのかはもちろん、彼女たちがこれからどのような反応を示すのかにも注目が集まっている。まずは本の出版を待ちたい。
