16歳の高校生が突然父親になる!?事故で亡き兄の幼い娘を育てる波乱万丈なストーリー展開に驚愕【原作者インタビュー】
Sho-Comiにて「ヤンキーに恋と育児はムズすぎる」を連載し、SNSにも投稿している原作者・足立原ひかり(@adachihara_h)さん。作画は小野ゆりえ(@yurieonooooo)さんが担当し、その魅力的な世界観に引き込まれてゆく。本作は事故で兄が亡くなり、弟であるヤンキーの主人公と母が兄の娘を育てるところから物語が展開する。今回は、原作者の足立原ひかりさんに本作が誕生したきっかけやこだわりのシーンなどについてインタビューした。 【漫画】本編を読む ――本作はどのように誕生しましたか? 以前から子どもの話を描くことが好きで、主人公の男の子が小さい子どもに振り回される、誰でも楽しめるようなハートフルな話にいつか挑戦したいと思っていました。そんなとき、Sho-Comiさんよりチャンスをいただきました。 ――突然兄が亡くなり、夏音は兄の娘・小鳥と一緒に暮らすことになりますね。予期せぬ展開に夏音はどう思ったのでしょうか? 兄が亡くなった現実を受け入れる間もなく、小鳥と暮らすことになりました。夏音は昔から不良だと陰口を言われていて子どもにも怖がられていましたが、小鳥には会ったとたんに懐かれ、元気でうるさい小鳥の父親役を任されたことを初めは面倒だと思っていました。 ――登場人物がリアルな印象を受けますが、モデルはいるのでしょうか? 原作担当には子どもがいて、作画担当には甥っ子がいるので、言動などを参考にして描いていました。小鳥が「ただいま」を「おかいま」と言ったり、描く絵も子どもの物を参考にしたり、夏音が子どもとの遊び方なんてわからないと困った時に、ヒロインの叶羽に大人と子どもが一緒に楽しめる遊びを考えたらどうと言われて皆で家で夏祭りをする回があったんですけど、これは作者の経験談なのでリアルになるよう作りました。 ――本作で特にこだわったシーンなどがあれば、教えてください。 小鳥はとにかくかわいいと思ってもらえるように天真爛漫で小さいコマでも何かふざけていたりするようにしていました。夏音や小鳥を取り巻く人達が皆いい人に映るようにしたのもこだわったところです。 ――最後に、今後の展望についてお聞かせください。 今後は雑誌の表紙を飾ることと単行本を出すことが目標です!Sho-Comiさんで新連載「白馬は黒王子の夢をみる」がスタートしています。各電子サイトでも読めるので、是非見ていただけるとうれしいです。 果たして、ヤンキーの夏音は子育てができるのだろうか…!?足立原ひかりさんと小野ゆりえさんはいくつもの漫画を手掛け、SNSではそのほかの漫画も投稿されている。興味がある方はぜひ読んでほしい! 取材協力:足立原ひかり(@adachihara_h)