『ユミの細胞たち』『梨泰院クラス』世界で注目を集めるアン・ボヒョンが語る俳優としてのターニングポイント
『梨泰院クラス』『ユミの細胞たち』など、次々と話題作に出演し、日本でも注目を集めているアン・ボヒョンさん。日本でファンミーティングを行うため来日したアン・ボヒョンさんに、演技のこと、プライベートのこと、そして「究極の選択」まで、たっぷりお聞きしました。 【画像】アン・ボヒョンさんの撮りおろし写真をみる
ドラマのOSTも担当する歌唱力を披露!
――日本ファンミーティングは、ミニライブ形式で行うそうですね。 1部と2部で違う構成でいきたいと思い、1部は歌にフォーカスしたコンサート形式で行うことにしました。 ――主演を務めた『生まれ変わってもよろしく』ではOSTの「I’ll Embrace Your Past」を歌っていらっしゃいます。バラエティ番組『知ってるお兄さん』で披露した生歌も、とてもお上手で驚きました。 自分が歌が上手いと思ったことはないのですが(苦笑)、よくファンの方に、どんな曲を聴いているのか聞かれるので、僕の好きな曲を中心に練習して、披露することにしました。 ――ちなみに、十八番は? あはは。十八番ですか? 悲しい歌も歌いますし、希望に溢れた曲も好きだし……1曲を選ぶのは難しいですね。最近、一番歌っているのは、『梨泰院クラス』の「Start Over」です。ファンミーティングのオープニングで歌うために猛練習中です。 ――『生まれ変わってもよろしく』は、アン・ボヒョンさんのソフトな魅力を感じられる作品でした。原作ファンの方々からも好評でしたね。 原作ファンの熱さに、初めは戸惑いました。この作品で演じたソハは、芯は強いけれど、感情を外に出さない役だったので、どう表現すればいいのか、悩む時間もありました。考え抜いて演じた結果、原作ファンの方にも納得していただける作品になって安心しました。 ――ご自身とソハは似ていると思いますか? 心の内を人に見せないところは似ていますね。もちろん、仲のいい人には自分のことをオープンに話しますが、そこまで親しくない人といる時には、聞き役に回る方です。 ――役作りで8キロ減量したそうですね。 ソハという役は、少し弱々しい面があるキャラクターなので、見た目にも変化を与えたいと思いました。僕にはどうやら「強い男」のイメージがあるようなので(笑)、演技だけでなく、外見的な努力もお見せしたいという気持ちが大きな原動力となりました。 ――どうやって8キロ落としたのでしょうか? 撮影が始まる前の2カ月ほど、ほとんど食べませんでした。1日1食にして筋トレもして。 ――俳優魂ですね。 動機があれば、誰でも頑張れると思いますよ(笑)。次はどんなキャラクターを演じるのかわからないので、今は、また自分のベスト体重に戻そうとしているところです。