「心も優しい立派なアスリート」早田ひなが補欠・木原美悠に銀メダル渡し4人笑顔の撮影 早田はシングルスの銅かける
◇パリオリンピック2024 卓球女子団体 決勝 日本-中国(大会16日目=日本時間10日、パリ南アリーナ) 【画像】銀メダル獲得でインタビューを受ける3人、それを横で微笑ましく撮影する補欠・木原美悠選手 卓球女子団体決勝では、日本が中国に敗れ、2大会連続となる銀メダル。中国が大会5連覇で幕を閉じました。 団体の表彰式の後には、補欠としてチームを支えた木原美悠選手も一緒に表彰台に上がるシーンが見られました。 この様子を日本代表の石田大輔コーチがSNSに投稿。団体戦では補欠選手のメダルが用意されないため、早田ひな選手が銀メダルを木原選手にかけ、自身はシングルスで獲得した銅メダルをかけて、4人笑顔で写真撮影をしました。 石田コーチは「ひながリュックにシングルスのメダルあるから、持ってきてください!って連絡きて…表彰台見て、なるほど、木原にメダルをかけて美宇ちゃん、美和ちゃんと4人で一緒に写真撮りたかったんや」「技術だけでなく、心も優しい立派なアスリートになってくれて」と投稿しました。 これには「リザーブをやった人はちゃんとリザーブの人の気持ちがわかる」、「正真正銘のトップアスリート」と、東京五輪では補欠としてチームを支えた早田選手を讃える声が上がっています。