西武・鈴木将平、トライアウトへ高橋光成を相手に打ち込む 「『ちょっと投げようか』と。生きた球を投げてもらって本当にありがたい」
戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウト(入団テスト)が14日にZOZOマリンスタジアムで行われる。西武から戦力外通告を受けた鈴木将平外野手(26)は13日、埼玉・所沢市の西武の球団施設で練習。打撃投手を買って出てくれた高橋光成投手(27)を相手に約20分間、65球を打ち込んだ。 「(高橋さんに)あいさつに行ったら『ちょっと投げようか』と。生きた球を投げてもらって本当にありがたい」と感謝した。 プロ8年目の今季は左肘関節鏡視下クリーニング手術を受けた影響で出遅れ、33試合の出場で打率・191にとどまった。先月28日に来季の契約を結ばないことを通告され「悔しかったですけど、まだできる」とトライアウト参加を決断。「(14日は)出せるものを全部出して悔いないようにしたい」と表情を引き締めた。(石井孝尚)