『光る君へ』クランクアップ、吉高由里子「一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした」
女優の吉高由里子(36)が主役を務めるNHKの大河ドラマ「光る君へ」が25日にクランクアップした。 ◆『光る君へ』衣装での写真が「うつくしいみかど」【写真】 約1年半にわたる撮影を終え、主人公まひろ(紫式部)を演じた吉高は「撮影の1年半は毎日、現場に来ることが楽しみで私の日常になっていました。その『日常』というものが、明日から『思い出』という言葉に塗りかえられてしまう瞬間をいま実感し、受け入れづらいです」と寂しい心情を吐露。 続けて「大河ドラマの主役は一生に一度しかできないものだし、生きていて一度しかない『奇跡』がこの『光る君へ』という現場でした。一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした。一日一日をかみしめてきょうを迎えることができて感慨深いです。ありがとうございました」と感謝の言葉を寄せた。 まひろの”ソウルメイト”を演じた柄本佑(37)は「すてきな人たちばかりで、いつも温かく迎え入れてくれる、朗らかな現場でした。自分が出ていながら『本当に面白そうなドラマだな』と思える作品に参加できたことが本当に幸せで、あっという間でした」と万感の思いを語った。
中日スポーツ