キャンプ、釣り、自転車で味わう至高の秘密基地体験【MyCar秘密基地計画】
【"クルマ秘密基地"特別編】 ■自転車レースを助ける“チームカー”に迫る!
自転車ロードレースはツール・ド・フランスの場合6~8名の選手でチームが構成され、彼らをサポートする“チームカー”も追走する。 「このクルマには監督やメカニックが乗り込み、作戦指示や水分補給を行ったり、機材トラブルにも対応したりとさまざまなシーンで活躍します」とチームJCL TEAM UKYO代表の片山右京さん。右京さんは世界を目指し国内外を転戦中のチームを運営している。クルマ自体もかなり“走れる”ものでなければいけない。なぜなら自転車と言ってもプロが扱えば、時速100kmを超える瞬間もあるからだ。 「今はSUBARUの車両を使用していますが、ラリーで培ったノウハウが投入されているので、安定性が高く、ノーマルの状態でも十分に走れます。『アイサイト』による安全性能もかなり気に入っているポイントですね」 “積めて走れる”機能をもったクルマもまた、選手と一緒に国内外のレースで戦い続けているのだ。 THULE製のキャリアに交換用の自転車を積載し、トラブルにはすぐに対処する 峠の下りでは時速100kmを超えることもある自転車レース。クルマ自体の性能はもちろんドライバーの腕も重要 サイクリストとしても知られる片山氏。自転車の普及とその環境についての啓発など、レース以外にも精力的に活動している 【教えてくれた人】 CL TEAM UKYO代表/片山右京さん 言わずと知れた元F1パイロット。世界最高峰のレース「ツール・ド・フランス」を目指す自転車チームの代表として現在も戦いの中に身を置く (※「GoodsPress」7月号の記事をもとに構成しています)
<取材・文/今雄飛(ミラソル・デポルテ)>