映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」公開初日記念舞台あいさつに登壇した日向坂46の正源司陽子

日向坂46の正源司陽子（17）が25日、大阪市北区のTOHOシネマズ梅田で行われた映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」（熊切和嘉監督）の公開初日記念舞台あいさつに登壇した。 日向坂46の4期生メンバー全員が出演し、11人の個性豊かな女子高生が修学旅行で訪れた東京を奔走する青春群像劇。この日はメンバーが全国7カ所（札幌、仙台、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡）の映画館に分かれて舞台あいさつを行った。 「スタンバイしているときから、あたたかい拍手が聞こえてきてうれしかったです」という兵庫県出身の正源司は、ファンから「おかえり！」と声がかかると、関西弁のイントネーションで「ただいま！」と笑顔。 「小さいとき、友だちと梅田で集合する約束をしていたら、案の定、道に迷ってしまい、商店街のおばちゃんに『お嬢ちゃん、どこ行きたいん？』って教えてくださったのが忘れられなくて。大好きな街です」 梅田の印象を語ったものの、そのときに友だちと会えたかと司会者から聞かれると「えっ？　人生って過程が大切です」と、そこは忘れていることを〝迷言〟でごまかして笑いを誘った。 劇中にちなんだ修学旅行の思い出は中学3年で行った富山の黒部ダム。「そのとき私、中二病を患ってまして、先生には『寒いからモコモコのコートを着てくるように』って言われてたのに〝風が来るのか。なびかせたいな〟と思って（裾が）フワッと広がるコート1枚で行ったら、無事に凍えて風邪をひいた気がします」と明かし、司会者をズッコケさせていた。