（写真：インサイド）

PS5ユーザーだけがプレイできる新たなアクション・アドベンチャー『Stellar Blade』（ステラーブレイド）の発売日が、いよいよ目前へと迫りました。 【画像】見惚れたら負けちゃう！？ 艶やかだけど本格的な戦闘シーン。 本作は、『デスティニーチャイルド』や『勝利の女神：NIKKE』などを手がけた「SHIFT UP」の最新作。また、同社にとって初となるコンシューマへの本格進出を果たすタイトルとなります。 過去作はいずれも確かなゲーム性に加え、美女・美少女のデザインや描画表現も高く評価されました。その系譜は『ステラーブレイド』にも受け継がれており、関連映像が公開されるたび、過酷な世界を美しく描くグラフィックに多くのユーザーが目を奪われます。 本作の発売日は今月4月26日ですが、それに先駆ける形で体験版が配信されています。映像だけでは分からなかったゲーム性の一部や冒頭の物語などが味わえるだけでなく、操作キャラクターの「イヴ」が繰り出す滑らかなアクションの数々、そしてなにより彼女自身の美しさが短いプレイ時間の中にたっぷりと詰め込まれていました。 今回は、美麗な描写で目が離せない「イヴ」の視覚的な魅力に注目し、体験版を通して捉えた画像をまとめたフォトレポートをお届けします。製品版を購入する判断材料にするもよし、画像で体験版の美しさに触れるもよし。お好みの視点でご覧ください。 ■美少女目当てのプレイヤーを、衝撃の描画で一喝 PS5は、一般的なゲーミングPCよりも安価で、かつゲームプレイに十分な性能を併せ持つ据え置き機として登場しました。その実力は本作でも発揮されており、ゲーム開始直後に流れる宇宙船団の大気圏突入シーンから、圧巻の映像美を見せつけてくれます。 見栄を張らず腹を割りますが、筆者はイヴの美しさや彼女を操作できるアクションに惹かれて体験版を始めました。ですが、彼女以外の描写も見ごたえがあり、最序盤から問答無用で引き込まれます。 それは単に映像が美しいだけでなく、チュートリアルを兼ねた冒頭のシーンでは破壊の跡が生々しい戦場を綿密に描いており、臨場感に拍車をかけます。 また、リアルタイムに落下する爆発物を自らの操作で避けつつ先に進む場面もあり、見るだけでなくゲーム性と演出を組み合わせる描写も、没入感を促してくれました。 残酷な世界を精緻な描写で綴る、こだわりの表現力。この魅力はイヴに限らず、世界全体に広がっており、圧倒的なグラフィックは体験版の範囲だけでも存分に楽しめます。 ＜cms-pagelink data-page=”2” data-class=”center”＞それでも一番注目したいのは、やっぱり「イヴ」の美しさ！＜/cms-pagelink＞ ■荒廃した世界に浮かび上がる、美しいイヴの姿 世界の美しさも語りたいところですが、本題はやはりイヴのビジュアル。その魅力を、初登場のシーンから辿っていきましょう。 宇宙船から射出されたポッドに乗っていたイヴは、指揮官の「タキ」に助けられ、無事地上に降り立ちます。ここで全身が初めて描写されますが、過酷な戦場とイヴのしなやかな肢体のギャップで、その美しさが一層鮮明に浮かび上がります。 また彼女の装いは、ポッドから出るとその場で一新。おそらく、搭乗時と戦闘用では異なる装いを纏う設定なのでしょう。 しかし、それはゲーム性とは直接関係のない話。開発の手間だけを考えれば、最初から戦闘用の衣装で登場する選択肢もあったはずです。 なのに、それぞれでデザインも違う衣装へと切り替える演出もわざわざ挿入し、臨戦態勢への切り替えを視覚的に表現するこだわりぶりは、冒頭から早速脱帽モノです。 そしてイヴは（もしかしたら初めてかもしれない）地上の景色を目の当たりにし、驚きとも緊張ともとれる表情を一瞬浮かべました。この時に、「過酷な戦いが始まった」とユーザーも実感し、『ステラーブレイド』の世界へとのめり込んでいきます。 ■細部まで描写するこだわりぶりは、常軌を逸するレベル！？ イヴの装いは本編中に変更できるようですが、まず最初に身に着けているのは、緑を基調としたボディスーツ。 光沢も鮮やかながら、なによりも優れた曲線美を雄弁に語るデザインが素晴らしいばかりです。 イヴのプロポーションは非常に優れており、モデルかと見まごうほど。その美しい体のラインを惜しげもなく披露するその装いは、自然と視線が惹きつけられます。 ちなみに優れているのは、シルエットだけではありません。カメラ的に寄りにくいのですが、正面はVラインのデザインで、肌が露出しているわけでもないのに、ドキッとさせられます。 また、衣装のディテールは細部まできめ細かく、SFテイストもたっぷり。ムービーだけでなく、常時このディテールのキャラクターを描画しているのかと思うと、その開発努力に頭が下がります。 また、避けて通れないのがヒップラインの滑らかさ。ボディスーツを程よく盛り上げ、豊ながらも引き締まった曲線が美しく自己主張しており、これを無視するのは至難の業でしょう。 ＜cms-pagelink data-page=”3” data-class=”center”＞イヴは動きも美しい！ そして、こだわり過ぎな設定項目に驚愕＜/cms-pagelink＞ ■イヴの魅力は、静止画だけでは語り切れない！ 静止した状態でも美しさが際立ちますが、バトルを含めた動きと、そこから伝わる躍動感もたまりません。 武器を振るう姿は、細身ながらもパワフルで、四肢に込められた力がこちらに伝わってきそうなくらい。 タキとのコンビネーション攻撃でも、流れるような美しさを見せてくれます。 イヴの攻撃は、時にダイナミック、時にアクロバティックな動きとなり、見る者を飽きさせません。 高所から急襲するアクションもあり、これもなかなかの見ごたえです。大胆なモーションに、躍動する下腹部と、その動きに思わず見惚れてしまいます。 体験版の範囲は基本的に暗めなので、スクリーンショットの撮影にあまり向いておらず、無念です。しかし、光源がいい感じに差し込む場所もあり、そこではイヴの姿もより映えます。 しかし、イヴの姿が特に輝くのは、やはり激しい戦闘中です。体験版のボスとの激戦は、ビジュアル的にもまさにクライマックス。特殊な技を決めると、自分よりも大きなサイズのボスを手玉にとり、軽やかに屈服させます。 攻撃中は素早いモーションも多く、スクリーンショットでは追いきれない場合もあるほど。実際のゲームでは滑らかな動きを披露してくれるので、プレイ予定の人は製品版などでその美しさを直にご堪能ください。 ■こだわりが過ぎる！？ ポニテの長さまで設定で変更可能 最後に伝えておきたいのが、イヴに合わせて動く長いポニーテールについてです。繊細な髪の動きを3DCGで表現するのは非常に難しく、髪をある程度まとめて大まかに動かすだけに留める作品も少なくありません。 しかし本作は、イヴの髪の毛が1本単位で見えそうなほど細かく描写しており、その繊細な表現は同系統のゲームでも屈指の描写力と言っていいでしょう。 ダッシュや攻撃に合わせて髪もしなやかに揺れ、その動きはイヴ自身が止まるまで止むことはありません。 またイヴが動きを止めた時、その反動で髪が肩にかかったり、前面に流れるといった描写になることも。髪の位置を決まった場所に戻す3Dゲームも多い中、『ステラーブレイド』はポニテの描写にとことんこだわり抜きます。 そのこだわりを感じる一端は、設定で「ポニーテールの長さ」が選べることからも窺えます。ロングとショートの2種類を用意しており、初期設定では膝まで届くほど長いポニーテールでプレイできます。 設定で切り替えた場合、ポニーテールの長さは胸程度までに留まります。動きだけでなく、プレイヤーの好みに合わせて調整できる配慮の細かさにも驚かされます。 イヴの描写にとことんこだわり、グラフィックからモーション、そしてポニテの長さまで突き詰めた『ステラーブレイド』。文字通りの意味で、“一見の価値”がある作品です。 しかも本作の場合、“見た目に全振り”ではなく、敵の攻撃に合わせてパリィやジャストガードを駆使する骨太なアクション性も併せ持っており、バトルも手応え十分。4月のダークホースになる素質十分な作品なので、興味が沸いた人は製品版も要チェックです！