大坂が準々決勝進出 雨天中断後に試合決める ASBクラシック
【AFP=時事】テニス、ASBクラシックは1日、女子シングルス2回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算4勝で元世界ランキング1位の大坂なおみはユリア・ガーペア(オーストリア)を7‐5、6‐3のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。大坂は序盤にミスがあったものの、雨による中断をうまく利用した。 【写真特集】全豪オープンテニス、女子シングルス歴代優勝選手 2000年以降 第1セットはゲームカウント5‐5の場面で雨のため1時間以上中断したたため、大坂は修正の機会を得た。 このセットの終盤、そして第2セットの序盤にブレークを奪った大坂は、風の強い条件の中で試合の主導権を握った。 現在指導受けるセレーナ・ウィリアムスの元コーチ、パトリック・ムラトグルー氏から「素晴らしいアドバイスをもらった」という大坂は、「自分の要点に集中し、必要なら思い切ってプレーしようとしたが、幸運にも次のラウンドに進むことができた」と振り返った。 ガーペアにブレークを許さなかった大坂だったが、特に第1セットではサービスリターンに苦しんだ。「本当に手強い相手だった。自分に集中して、緊張を抑えようと努めた」と語った。 今大会は、12日に開幕する全豪オープンテニスの前哨戦となっている。【翻訳編集】 AFPBB News