北陸放送

5日の石川県内は朝から気温が上がり金沢と小松で猛暑日を観測しているほか、珠洲を除くすべての観測地点で30度以上の真夏日と厳しい暑さとなっています。　　　一方、加賀ではこのあと大気の状態が不安定となる見込みで、5日夜遅くから土砂災害などに注意・警戒が必要です。 金沢駅前では、照り付けるような日差しが降り注いでいます。日傘や手持ちの扇風機などで暑さ対策をしている人の姿が見られました。 午前11時半までの各地の最高気温は小松と金沢で今年一番の暑さとなる35・1度の猛暑日を観測したほか、加賀中津原で34・2度かほくで33・3度など、珠洲を除く9つの観測地点で真夏日となっています。 街を歩く女性は「きょうは薄着にしてきました。これからもっと熱くなるのは嫌だなと」「外出た瞬間から、熱気がすごくて、出かけるのがちょっと（嫌になる）」 このあと、5日夕方から6日にかけて加賀を中心に大気の状態が不安定となる見込みです。 6日午前6時までの24時間に降る雨の量は多い所で加賀で80ミリ、能登で40ミリの予想です。 気象台は5日夜遅くから6日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。