きらびやかな羽子板122点、新春彩る 八戸「更上閣」で展示会
子どもの健やかな成長を祈る縁起物「押絵羽子板」の展示会が6日、八戸市の国登録有形文化財「更上閣」で始まった。会場にはきらびやかな羽子板122点がずらりと並び、新春を彩っている。19日まで。 押絵羽子板は女児の初正月を祝うとともに、邪気をはねのけ無事な成長を願って贈られる。主に歌舞伎役者や美人画などが描かれるのが特徴だ。 指定管理者の三八五交通が主催。同社が所蔵する大小さまざまな羽子板を飾っており、訪れた家族連れなどが足を止めて見入っていた。市立小中野小2年の慶長華和さん(8)は「細かな部分まで描かれていてきれい。新年の思い出になる」と笑顔を見せた。 時間は午前10時~午後4時。入場料は大人が200円、高校生以下が無料。土日、祝日には、子ども着付けやミニ羽子板作り体験会を予定する。