「絶対叶える!」という強い気持ちが引き寄せる、服部樹咲の未来。【私のパリシック。vol.3 服部樹咲】
いろいろな役に挑戦をして経験を積みたい。
──憧れの人はいますか。 韓国の俳優、キム・テリさんが好きです。ドラマ「二十五、二十一」を観てファンになったのですが、その後にほかの映画や作品を見漁り、ますます憧れの存在になりました。 ──これからチャレンジしてみたいことはありますか。 韓国でのドラマや映画作品に出たいです。韓ドラが好きになってから、韓国語の勉強をして話せるようになったので、韓国でもお仕事がしてみたいです。私は、役者としていろいろなキャラクターを演じられる方に魅力を感じるのですが、憧れのキム・テリさんはまさにそういう役者の方。役によって立ち姿や声色まで違っていて、本当に素敵だなと思うので、私もいろいろ役が演じられるようになりたいです。いまは、具体的にこういう役がやりたいというのはなく、とにかくいろいろな役に挑戦をして経験を積んでいきたいという気持ちです。 ──フィガロジャポンは、アールドゥヴィーヴル(暮らしの美学)の考え方を大切にしています。服部さんにとってのアールドゥヴィーヴルは? 毎日を豊かに過ごすためにしているルーティンがあれば教えてください。 バレエを踊ることです。家にはちょっとした練習スペースがあるのですが、元気があるときはいまもそこで踊っています。バーレッスンをするのですが、バランスを取るのも自分との戦いで、自身と向き合い集中できる時間です。終わったら汗だくなのですが「今日も頑張れた!」という気持ちになれて、心も身体も豊かにいられる気がします。
Profile 服部樹咲 2006年生まれ、愛知県出身。映画『ミッドナイトスワン』(20)でヒロインを演じ、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。幼少の頃より始めたクラシックバレエでは、コンクールでの入賞経験を持つ。『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』(24)で、長編作品初主演を飾る。12月27日公開の映画『私にふさわしいホテル』に出演。@misaki_hattttori