「みずほペイペイドーム」でとにかく強いソフトバンク 10連勝中 今週最長記録更新へ 年間最高勝率も見えた
◆全然勝てなかったドーム1年目
今季のソフトバンクはみずほペイペイドームで17勝3敗1分け。勝率は何と8割5分で、本拠地勝率で12球団2位の日本ハムの6割9分6厘(エスコンフィールド北海道で16勝7敗1分け)を大きく引き離し、圧倒的な強さを見せている。さらに主催ゲームでも現在12連勝中(宮崎、京セラドーム大阪を含む)だ。 また現時点の本拠地勝率は福岡移転後の最高記録だった17年の7割1分6厘(48勝19敗)よりもはるかに高い。実はドーム1年目だった1993年(当時福岡ドーム)、ダイエーの新本拠地での勝率は3割3分9厘(19勝37敗4分け)で福岡移転後では最低。チームも最下位に終わった。狭い平和台球場から、広くてさらにフェンスの高いドームにホームグラウンドが変わった影響があったのだろうか。今はテラス席もできて少し狭くなったが隔世の感がある。 今週、みずほペイペイドームでの連勝記録が更新される可能性がある。打力のあるヤクルトと昨年日本一の阪神に、ソフトバンクがどんな戦いを見せるか楽しみだ。
西日本新聞社