矢地祐介が2年越しの戦いに勝利し「ギリ合格点かな」「強い外国人と戦って勝ちたい」
29日、さいたまスーパーアリーナにて『Yogibo presents RIZIN.48』が開催。第5試合では矢地祐介vs.宇佐美正パトリックが行われた。 この対戦カードは2022年に実現するはずだったが、当時EXILEなどで有名なLDHグループのLDH martial artsに所属していた宇佐美側の調整がつかずに断念。宇佐美は同年にLDH martial artsから離れRIZINへと参戦した。 2年が経ち、宇佐美は「自分の力を証明する時が来たと感じています」と、矢地も「またこうして決まるっていうのは彼と縁があるのかなとそう思ってます」と思いの込もった戦いが実現した。 試合は1Rは矢地が積極的にタックルを仕掛けていくが、宇佐美はジャブや前蹴りで距離をとる。終盤矢地がテイクダウンを奪うも宇佐美がギロチンチョークの態勢でねばり1Rは終了。2Rは宇佐美のローが効いて矢地がなかなか踏み込めず、3Rで矢地が飛び込んでテイクダウンを奪うが宇佐美はギロチンチョークの態勢へ。頭を抜いた矢地がサイドボジションからパウンドを連打し、マウントを取って肘を落としていくが時間切れに。判定3-0で矢地の勝利となった。
矢地は「反省点はいっぱいあるんですけど、勝てたんで今日は喜ぼうと思います。不格好でも今回は前に出たと思いますし、大まかにやりたいことは出来たんでギリ合格点かなと。まだまだ海外勢との戦いを望んでますし、RIZINであれ、またBELLATOR参戦させてもらえるならBELLATORであれ、強い外国人と戦って勝ちたいという気持ちは変わらないです」と笑顔を見せた。