ポップ・アートの世界伝える 福島市で「時代を変えた4人」展開幕
大衆的なイメージとポップで明るい色使いが特徴のポップ・アートの世界を伝える展覧会「ポップ・アート 時代を変えた4人」は26日、福島市の県立美術館で開幕した。12月15日まで。 ポップ・アートは報道写真や商品広告、量販品のパッケージ、著名人のポートレートなど日常生活にありふれたモチーフやイメージを美術に取り入れ、1960年代のアメリカのアートシーンを席巻した。展覧会には138点が並んだ。スペイン出身のコレクター、ホセルイス・ルペレスさん所蔵の版画やポスター、服飾などを展示している。「ザ・ファビュラス・フォー(素晴らしき4人)」と呼ぶロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズの作品も並んでいる。初日からファンらが訪れ、ロイ・リキテンスタインの「キスV」などの作品に見入っていた。 県立美術館、福島民報社、福島テレビで構成する「ポップ・アート」福島展実行委員会の主催。