無自覚なクソ男・木村慧人“京介”が起こす泥沼三角関係 歪な“愛”が詰まった1~6話を振り返り<さっちゃん、僕は。>
FANTASTICS・木村慧人主演ドラマ「さっちゃん、僕は。」(毎週火曜夜11:56-0:26、TBS系/Netflixにて配信)の第1~6話を振り返るダイジェスト版が、7月23日(火)に放送される。ダイジェスト版の放送とあわせ、「さっちゃん、僕は。」各話を本記事でも振り返る。※ダイジェスト版は深夜0時06分-0時36分に放送 【写真】木村慧人“京介”は隣に住む妖艶な人妻、石川恋“紫乃”に誘われるがまま体を重ね朝を迎える ■地元の彼女か、都会の人妻か。不倫で始まるインモラルラブストーリー 本作は、朝賀庵による同名漫画を木村慧人主演で実写ドラマ化。大学進学のために地方から上京した片桐京介(木村)は、地元に残した彼女“さっちゃん”こと早智(中山ひなの)と遠距離恋愛中。だが、ひょんなことがきっかけで知り合ったアパートの隣人の人妻・紫乃(石川恋)と肉体関係を持ってしまう。インモラルな展開の連続で、背徳的な三角関係が繰り広げられる。本当の愛が分からない男・京介が選ぶのは地元の彼女か、都会の人妻か。不倫で始まる、破滅的な恋の物語。 キャストには木村、中山、石川の他に、樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、キム・ヒョンユル、オム・テミン、葵うたの、桜田通らが登場する。 ■第1話 木村慧人“京介”妖艶な人妻から“愛”を問われ浮気関係に 片桐京介(木村)は大学進学のため、地元を離れ一人東京で暮らしている。地元には、中学時代から付き合っている彼女の小山内早智(中山)がおり、遠距離恋愛中だが平穏な大学生活を過ごしていた。 地元に残った早智は京介に手紙を書いて、返事が来る日を楽しみに待っている。そんな日々が過ぎ、早一年。ある日、京介は偶然拾った落とし物を届けるため、隣人の部屋を訪ねる。出てきたのは風呂上がりで色香あふれる大人の女性、国木田紫乃(石川)だった。目のやり場に困りながらも、京介は部屋を後にする。 その日以来、何度か紫乃に声を掛けられていたが、紫乃が夫の要(桜田)といるところに出くわし、結婚をしている事を知る。出張のため要が去ると、紫乃から彼女のことが好きか?と京介は問われる。「好きじゃなかったら付き合っていない」と即答する京介だったが、続けて投げかけられた「じゃあ愛してる?」という問いには答えることができなかった。 紫乃は「(彼氏と彼女や、夫と妻のように)関係が明確でも愛しているかは分からないってこと」と続け、困惑する京介に「ここ(紫乃の部屋の扉)を越えたらわかるかもしれないわね…知りたくない?」と畳み掛ける。大人の色香と大胆な誘惑に、京介は抗えるはずもなく、引き寄せられるように部屋へと吸い込まれ一線を超えてしまう。 体を重ねる京介と紫乃を描きながら、地元の彼女“さっちゃん”の純粋な手紙が本人のナレーションで朗読される心が苦しくなるようなエンディングに続き、紫乃の夫・要の歪んだ愛情と、不穏な展開を匂わせる描写にSNSでは「田舎な純情な彼女を裏切らない方がいいと思う!」「かなり危険なムード」「刺激が強い…!」などの声が寄せられた。 ■第2話 自覚のあるクズ、無自覚のクズ 紫乃と一夜を共にしたまま朝を迎えてしまった京介は、慌てて自宅に戻ると昨夜の出来事を払拭するかのように一心不乱にシャワーを浴びる。しかし、壁越しのノック音に導かれるように紫乃の部屋を訪ねてしまい、再び身体を重ね合わせるのだった。 何も知らない早智は、長年付き合っているのに京介と身体の関係がないと友達に相談をする。そんな関係で続ける遠距離恋愛の危うさを説かれるが「私は京くんを信じてる。浮気はしないって約束したし」と、気にしない素振りを見せる早智。しかし、一抹の不安が芽生え始めていた。 そんな中、大学で京介はクラスで同じグループになったプレイボーイの朝日(のせりん)から「俺と同じ匂いがする」と意味深な言葉を投げかけられる。さらに、紫乃と二人でコンビニエンスストアでコンドームを買っている姿を朝日に見られ、動画まで撮影されてしまう。 翌日、「俺と同じ」と朝日に言われたことを受け入れられない京介だったが、紫乃との関係を断てないでいた。さらに大学生活でも友人たちを巻き込んだ不穏な恋愛模様が展開されていく。 ■第3話 出会ってしまった“地元の彼女と隣室の浮気相手” 大学のクラスメートとの飲み会に参加していた京介は、同級生の美鈴(樋口)を口説く朝日を目撃し、止めに入る。京介の浮気を知る朝日は美鈴の前でいい格好をされたことに怒り、一触即発の空気に。しかし、酔いがまわった京介はその場で潰れてしまい、美鈴や朝日に自宅まで送り届けられる。過去、京介に思いを寄せていた美鈴は早智からの手紙を見つけ、逃げるように京介の部屋をあとにする。 “地元の彼女”である早智は届かない返事に不安を滲ませながらも、京介に手紙を出し続けていた。だが待っているだけではダメだと、早智は京介に内緒で東京に行くことを決め、友人の彩花(葵)から渡された様々な種類のコンドームと決意を胸に上京する。一方、京介は紫乃との関係が常態化し、早智への返事が書けずにいた。 京介が大学から帰ると、部屋の前には紫乃と早智の姿があった。地元の彼女“さっちゃん”と、不倫相手である紫乃が一緒にいるという突然の出来事に驚きを見せるも、京介は何事もなかったかのように早智を迎え入れるのだった。 その晩、早智は「一緒にベッドで寝たい」と勇気をふりしぼって京介に告げるが「無理しなくていいよ。俺は床で寝るから」と断られる。過去に肉体関係を迫られた際、早智が拒否したことが未だに二人の関係を精神的なものにとどめていた。 しかし、京介が風呂に入っている最中、早智は壁からノック音が聞こえたような気がして耳を近づけた際、ベッドの下に落ちているコンドームを見つけてしまう。大学進学と同時に離れ離れになり、必要のないはずのコンドームが落ちている事実に、早智は他の女性の影を感じ取り、涙をにじませながら下着を脱ぎ捨て、京介に迫る。 浮気に気づかれ、純粋な早智を傷つけたであろう緊急事態にも京介は動じず「友達がふざけて置いていったやつだよ」と言って言い逃れる。そして早智を抱きしめ、ベッドに押し倒す。しかし早智に覆い被さった瞬間、紫乃に同じ対位をとったことがフラッシュバックし「今日はやめよう…焦ることはないよ」と思いやるふりをして行為を中断するのだった。 東京滞在中にデートを重ねる二人。久しぶりの再会に、愛情を育んでいるかと思われたが、それもほんのひと時のことだった。再び壁からのノック音を耳にした京介は、眠る早智を置いて隣室の紫乃の元を訪れ、体を重ねてしまう。 ■第4話 綻び始める背徳の恋 隣室から、荒い息遣いとベッドがきしむ音がかすかに聞こえる部屋で眠る早智。そして、そんな背徳的な紫乃との逢瀬を何者かに盗撮されている様子が描写される。 早智が上京している間も裏切りを続けた京介は、地元に帰る彼女を複雑な気持ちで見送る。そして、大学の課題でペアを組むことになった美鈴に首元のキスマークを目撃される。 地元に戻った早智は、京介とセックスをしなかったことを友達に話すが、他で発散しているのではと不穏なことを言われてしまう。京介を信じている早智は、それを頑なに「京君を信じてるから」と否定するのだった。 そんな中、京介は風邪を引いてしまい学校を欠席する。心配した美鈴は、アパートまでお見舞いにいくが看病しにきていた紫乃と鉢合わせてしまう。駆け出した美鈴を追いかけた京介は、土砂降りの中、美鈴に「ちゃんとして」と懇願され同意した直後、階段から足を滑らせ転落する。 京介は“さっちゃん”との関係をちゃんとするため、別れることを決意していた。 ■第5話 木村慧人“京介”の過去が明かされる 階段から落ちた京介が病院で目を覚ますと、不安そうな顔でこちらを見つめる早智の姿があった。 早智は、美鈴から京介が入院したことを聞き、急いで東京へと向かったのだ。そして、京介の着替えを取りにひとりアパートへ向かい、入院中に必要なものを用意していると、紫乃が訪ねてくる。京介が入院したことを聞いた紫乃は、着替えを探す早智を手伝うのだった。 一方、入れ替わりで病院にお見舞いにきた美鈴に浮気のことを問われ、京介は自分の幼い頃の話をし始める。複雑な環境で育ち、愛がなんだかわからず悩む中、純粋すぎるほど真っすぐに思いを寄せてくれる早智をまぶしく感じていたこと、「好き」というよりも「好きになりたい」と思っていたことに京介は話し始めて気が付く。 そして、着替えを持って再び見舞いにきた早智に京介は別れを告げるのだった。 ■第6話 「ほかの人とセックスしてもいいよ」波紋を呼んだ中山ひなの“早智”の愛 京介に別れを告げられた早智は別れを拒否するが浮気を告白され、その場から逃げるように病室を飛び出す。京介は、その話を聞いた美鈴から責め立てられるも何も言い返せずにいた。 そのまま地元へと戻った早智は大学で気丈に振る舞うものの、様子がおかしいと気づき寄り添ってくれた伊勢埼(田中)に全てを打ち明ける。裏切られても京介に対する思いを断ち切ることができない早智は、静かに感情のコントロールを失っていく。 一方、退院した京介は紫乃に早智とのことを聞かれるがまま話していた。紫乃からしばらくは別にある本宅へ戻ると告げられるが、落ち込む京介に響くことはなかった。 そんなある日、大学から帰宅しようとする早智の前に京介が現れる。部屋に忘れたカーディガンを届けにきた京介は改めて別れを告げるが、早智はやり直しせないかと問いかけ大胆な提案をする。「ほかの人とセックスしてもいいよ」。 早智は、きっと誰も愛することができないという京介を「私が愛する気持ちを教えてあげる」と言って抱きしめる。そして二人はラブホテルに向かい、京介は慣れた手つきで早智のブラのホックを外し、ゆっくりと彼女を押し倒すのだった。 ■第1~6話「さっちゃん、僕は。」歪み堕ちていく木村慧人“京介”をプレイバック 大きな問題を抱えながらも、“恋人”という関係を継続することを決めた京介と早智。そして、隣に住む浮気相手の紫乃との今後。さらに、隠しカメラで紫乃の様子を監視し、京介との浮気を知っている夫の要の存在など、今後の展開が予測不可能な本ドラマ。 京介が選ぶのは地元の彼女“さっちゃん”か、隣人の人妻“紫乃”か、または別の結末なのか。時限爆弾のように、京介と紫乃の浮気の証拠を積み重ねている要が今後どんな行動に出るかも物語の展開を大きく左右することは間違いない。 7月30日(火)に放送される第7話を前に、1~6話を振り返るダイジェスト版が7月23日(火)深夜0時06分からTBSにて放送される。 ダイジェスト版は、京介を一途に思う純粋な彼女、小山内早智を演じる中山ひなののナレーションで進行。京介が紫乃と禁断の関係にハマっていく過程や、地元で何も知らずに京介を思う早智の行動、京介に思いを寄せる大学のクラスメート、美鈴の様子など泥沼へと進む数々の歪んだ恋愛模様を一気に振り返る内容となっている。
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