町内産の食材や商品が並び、大勢の家族連れでにぎわう「京丹波マルシェ」（京丹波町役場）

　旬の食材や地元ゆかりの飲食店によるグルメが楽しめる「京丹波マルシェ」が20日、京都府京丹波町役場で開かれた。府内外から大勢の家族連れが訪れ、特産品やそれらを使った多彩な料理に舌鼓を打った。 　同町や須知高、町観光協会などの主催で、町内の農家や飲食店、キッチンカーなど計49店がそろった。 　会場では、ブランド豚「京丹波ぽーく」を使った混ぜそば、みずほファームの卵で作ったベビーカステラ、鮎（あゆ）ごはんなどが提供された。今が収穫シーズンの特産品「丹波くり」や枝豆など加工前の食材も並び、早々に商品が売り切れるブースもあった。 　家族で訪れた男性（36）=長岡京市=は「料理はどれもおいしく、子どもも喜んで食べた。栗と枝豆は買って帰ります」と笑顔で話した。