巨人・泉投手「自分信じて」 母校の金沢・三馬小で150年式典
プロ野球巨人の泉圭輔投手(27)が29日、母校の金沢市三馬小創立150周年記念式典に参加し、在校生と一緒に節目を祝った。児童と交流した泉選手は「限られた環境の中でも工夫することが未来をつくる上で大切。自分を信じて頑張ってほしい」と呼び掛けた。 泉選手は来賓として式典に参加した後、ユニホーム姿で再び登場。小学3年から三馬クラブで学童野球を始めた泉選手は「グラウンドは小さかったけど、プロ野球選手になるために考えて練習していた」と振り返り、児童に努力を続ける大切さを語った。 児童の質問に答え、記念写真に納まった。全校児童553人とハイタッチを交わし、代表児童と給食を味わった。 4年の飯髙羅妃(らひ)さんは「背が高くて、かっこよかった。プロで活躍している人の話を聞いて、努力したいと思った」と話した。 式では井表照雄校長が1874(明治7)年に泉小として創設された学校の歴史を紹介し、「これからも元気で明るい三馬っ子でいてほしい」と式辞を述べた。中農正樹育友会長があいさつ、野口弘教育長、若松恵美子三馬校下町会連合会長が祝辞を贈った。6年生が三馬小の好きなところや将来の夢を発表した。