ヤクルト・吉岡打撃コーチが初指導 〝リアル野球BANイジリ〟はウェルカム「そういう世代の子だと思うので」
ヤクルト秋季キャンプ(2日、愛媛・松山)今季まで独立リーグ、日本海リーグ・富山の監督を務めていた新任の吉岡雄二打撃コーチ(53)が初指導を行った。初日ということもあり、「いろいろ意識していることとかを聞きながら、忘れないように」と時折メモを取る場面も。積極的にコミュニケーションを図りながら、若手選手にアドバイスを送った。 【写真】とんねるずの番組に出演し、石橋貴明の隣でポーズをとる吉岡雄二氏 「新鮮な気持ちはあるんですけど、『やるぞ』という雰囲気を感じるので、そこにしっかりアジャストしていかないとという感じはある。その子がどういう考えを持っているかというのをしっかり把握しながら、方向性をみんなと相談していくというところは軸としてありますね。先入観というところではなくて。やっぱり活躍する、チームのためになる選手(を育ててほしい)というところは、高津監督も思っていると思うので、そこは頭に入れながらしっかりやりたいと思います」 吉岡氏は、東京・帝京高から1990年のドラフト3位で投手として巨人に入団し、93年から野手に転向。97年に近鉄に移籍し「いてまえ打線」の一角として2001年のリーグ制覇に貢献した。その後は楽天、メキシコリーグと渡り歩き、10年限りで現役を引退後は、独立リーグや日本ハム(18―20年)で長年指導に携わってきた。 往年の名打者だが、長岡は「『リアル野球BAN』で簡単に打つので。スイングスピードじゃないなと。技術で飛ばしている気がするので」と、新年恒例となった「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)の中の人気企画に出演していたイメージであることを明かし、指導を熱望。吉岡コーチは「そういう部分はいじってもらって構わない。そういう世代の子だと思うので」と〝リアル野球BANイジリ〟はウェルカムであることを明かした。