神木隆之介“鉄平”が姿を消した理由とは…70年の時を経て宮本信子“いづみ”が真実を知る<海に眠るダイヤモンド 最終回>
神木隆之介が主演を務める日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の最終回二時間スペシャル(夜9:00-10:50、TBS系)が、いよいよ12月22日(日)に放送される。 【写真】神木隆之介“玲央”と宮本信子“いづみ”は再び長崎へ ■これまでの日曜劇場とは一線を画す“ヒューマンラブエンターテインメント” 同作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。 戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいくと同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントだ。 脚本は野木亜紀子、監督は塚原あゆ子、プロデューサーは新井順子が務め、「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年、共にTBS系)などを手掛けたヒットメーカーたちが、完全オリジナル作品で初の日曜劇場主演に挑む。 ■昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ登場人物を演じるのは… 神木は、1950年代の端島に生きる主人公・鉄平に加え、現代の東京に生きるホスト・玲央の一人二役を演じる。 また、鉄平の良き理解者である兄・進平役で斎藤工、鉄平に思いを寄せる食堂の看板娘・朝子役で杉咲花、端島に突然現れた謎の女性・リナ役で池田エライザ、鉄平の親友でありライバルである賢将役で清水尋也、ある過去を抱える自由奔放な鷹羽鉱業職員の娘・百合子役で土屋太鳳が出演。 さらに、謎多き行動で物語をかきまわしていく婦人・いづみを宮本信子が演じる他、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、山本未來、さだまさしといった実力派俳優陣がストーリーを盛り上げる。 ■「海に眠るダイヤモンド」最終回あらすじ 最終回は―― 玲央(神木隆之介)はいづみ(宮本信子)から、鉄平(神木・2役)はリナ(池田エライザ)と駆け落ちをしたきり消息を絶ったと告げられる。さらにいづみは玲央に、2人が消えた“あの夜”のことを語り始める。 1965年3月。新区域から石炭が出たことで息を吹き返した端島には、本格操業へ向けて張り切る鉄平の姿が。だが、鉄平が誠の通院のために度々リナと長崎へ渡っていたことで、島民たちの間では2人の仲を疑うよからぬうわさも立ってしまう。賢将(清水尋也)からそのことを聞いた鉄平はすぐに否定するが、その裏ではリナと誰にも言えないある秘密を共有していた。 そんなある日、朝子(杉咲花)は鉄平から「話がある」と呼び出される。しかし約束の夜、仕事を終えた朝子のもとに、鉄平が姿を見せることはなかった…。鉄平と朝子の運命が分かれた“あの夜”、一体何が起こったのか。 さらに、いづみが持っていた10冊の鉄平の日記には、まだ大きな秘密が隠されていた。黒く塗り潰された字、破かれたページの本当の意味が判明する。そんな中、再び長崎を訪れた玲央といづみは、そこで鉄平の思い知ることに。70年の時を超えた愛と青春と友情、そして家族の物語がついに結着する。 ――という物語が描かれる。 ■姿を消した鉄平と残された朝子の思い… 予告動画に視聴者感動 公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、鉄平とリナが小舟で島を脱出する様子からスタート。直後に「あの夜食堂の前で待っとったとです…。それがなして…」と嘆く朝子の姿が描かれる一方、シリアスな表情に乗せてリナが「殺すなら私を殺せばいい」と語る場面も。 それから時は過ぎ、炭鉱が閉山し端島が終わる日が。朝子や百合子、そして鉄平の、それぞれの表情が印象的に映し出されていく。そして動画は、現代の玲央が「あの時の朝子さんを、迎えにいこう」といづみに呼びかける場面で幕を閉じる。70年目に明らかになる真実とは何かも気になるところだ。 予告動画を見たファンからは、「朝子の『あの夜食堂の前で待っとったとです』だけで泣きそうになる」「あの夜の朝子を鉄平そっくりの玲央と迎えに行くのエモい」「70年に渡る壮大なラブストーリー…もう大河ですよ」「神木隆之介が二役演じる意味を 最終回で号泣して迎える覚悟は既にできている」など、さまざまな声が上がっている。