暴力団被害者の駆け込み寺「暴追センター」相談者約2500人分の情報流出か 職員PCが遠隔操作被害に 熊本
熊本放送
熊本県暴力追放運動推進センターの職員が、業務中にサポート詐欺未遂の被害に遭い、相談者の個人情報などが流出した恐れがあると発表しました。 【写真を見る】暴力団被害者の駆け込み寺「暴追センター」相談者約2500人分の情報流出か 職員PCが遠隔操作被害に 熊本 このセンターは、暴力団員の不当な行為から市民を守る活動などに取り組む公益財団法人です。 流出した可能性があるのは、2023年1月以降にセンターに相談があった、のべ約2500人分の住所や氏名、電話番号、相談内容などです。 センターによりますと、11月15日、男性職員がパソコンを操作していた際に「お使いのコンピューターは無効になっています」という警告画面が表示されました。男性は画面に表示された番号に電話し、指示通りに操作したところ遠隔操作に切り替わったということです。 男性はすぐにパソコンの電源を切り、インターネット回線も遮断しましたが、パソコン内の個人情報などが流出した可能性が否定できないとしています。 センターは「不審な電話や郵便物に注意してほしい」と呼びかけています。 【問い合わせ先】平日午前9時~午後4時 熊本県暴力追放運動推進センター(096-382-0333)
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