【スパーキングレディC】アーテルアストレアが差し切りで重賞3勝目 菱田「いいリズムで走ってくれました」
[JpnⅢスパーキングレディーカップ=2024年7月3日(水曜)、川崎競馬場・3歳上牝、ダート1600メートル] 川崎競馬場で3日に行われた第28回スパーキングレディーカップ(JpnⅢ、3歳上牝・ダート1600メートル)は、JRAの1番人気アーテルアストレア(5・橋口)が後方から自慢の末脚を繰り出し差し切った。重賞3勝目。勝ちタイムは1分41秒5(稍重)。クビ差の2着に6番人気のキャリックアリード(5・藤田輝)、さらに1馬身1/2差の3着に4番人気のヴィブラフォン(5・高木)が入った。勝ち馬は10月1日に大井競馬場で行われるレディスプレリュード(JpnⅡ・ダート1800メートル)への優先出走権を獲得した。 主戦の菱田は「いろんな競馬場を転戦する中で、その競馬場のコース形態を考えて早めに動かすような、今までの形を崩すようなことを途中してきてしまって、前回はそれがアダとなりリズムを崩しました。今回はもう1回アーテルのいい時のリズムを意識して乗ろうと思ったんですが、本当にいいリズムで走ってくれて、最後はじけてくれて、強いところを見せてくれました」と、パートナーの走りに目を細めた。次走は馬の状態次第だが、優先出走権を獲得したレディスプレリュードを視野に入れる。
東スポ競馬編集部