「高温に関する早期天候情報」気象庁より

気象庁は12月28日、「向こう1か月の天候の見通し」（12/30～01/29）を発表した。全国的に、寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の気温は高いとしている。特に、期間の前半は気温がかなり高くなる見込みという。 〈予報のポイント〉 ■全国的に、寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の気温は高いでしょう。特に、期間の前半は気温がかなり高くなる見込みです。また、北・東・西日本日本海側の向こう1か月の降雪量は少ないでしょう。 ■冬型の気圧配置が弱い時期があるため、東日本日本海側では、向こう1か月の日照時間は平年並か多いでしょう。 ■低気圧などの影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は北・東日本太平洋側と西日本で平年並か多いでしょう。また、日照時間は、北・東・西日本太平洋側で平年並か少ないでしょう。 また、気象庁は全国に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。1月3日頃から「気温がかなり高くなる」可能性があるということです。農作物の管理等に注意してほしいと呼び掛けています。 「高温に関する早期天候情報」の対象期間は、1月3日から1月11日までです。 〈北海道地方〉 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.4℃以上 北海道地方の気温は、1月1日頃までは平年並か高く、低い日もありますが、その後は寒気の影響を受けにくくなるため高い日が多く、1月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。 〈東北地方〉　 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋1.9℃以上 東北地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高い日が多く、かなり高い日もあるでしょう。 〈関東甲信地方〉　 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋1.9℃以上 関東甲信地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高く、かなり高い日も多いでしょう。 〈北陸地方〉 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.4℃以上 北陸地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高い日が多く、かなり高い日もあるでしょう。 〈東海地方〉 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.1℃以上 東海地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高く、1月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。 〈近畿地方〉 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.1℃以上 近畿地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高く、1月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。 〈中国地方〉 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.1℃以上 中国地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高く、1月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。 〈四国地方〉 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.2℃以上 四国地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高く、1月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。 〈九州北部地方（山口県を含む）〉　 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.4℃以上 九州北部地方（山口県を含む）の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高く、1月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。 〈九州南部・奄美地方〉　 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.5℃以上 九州南部・奄美地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高い日が多く、1月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。 〈沖縄地方〉 1月3日頃から　かなりの高温 かなりの高温の基準：5日間平均気温平年差　＋2.4℃以上 沖縄地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいほか、暖かい空気が流れ込む時期があるため高い日が多く、1月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。 早期天候情報は、原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象に、 5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30％以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30％以上と見込まれる場合に発表されます。