日産「“新型”スカイライン」登場の日が近づいている!? 北米では「兄弟車」販売終了も「次期型」を示唆! 67年の歴史はどうなる?
「スカイライン」のスピリットも「ヴィジョンQe」に受け継がれる!?
2024年8月20日、日産の北米向け高級車チャンネルの「インフィニティ」が、2025年のモデルラインナップを発表しましたが、そこに「Q50」(日本名:日産「スカイライン」)の名がありませんでした。 つまり2024年モデルをもって、Q50は販売終了となることが示唆されたのです。 【画像】めちゃカッコいい! 日産「新型スカイライン!?」を画像で見る(30枚以上)(30枚以上)
Q50と、その2ドアクーペ版「Q60」(日本未発売)がラインナップにないことに関して、インフィニティは次のように述べています。 「QX80を皮切りに4つの新商品で車種ラインナップを一新するというコミットメントに基づき、Q50は24年モデル以降、アメリカ、およびカナダでは販売されません。 Q50のスピリットは、昨年10月にデビューした『ヴィジョンQeコンセプト』が予告する未来のスポーツセダンEVにも確実に受け継がれていきます」 ヴィジョンQeコンセプト(以下、ヴィジョンQe)とは、2023年10月24日に発表されたバッテリーEVのコンセプトカーです。 背が低く、なだらかなルーフラインのクーペ風セダンのデザインをしたヴィジョンQeは、その姿から、「次期型スカイラインではないか」とSNSなどで話題となりました。 この発表で、ヴィジョンQeがQ50の後継車になることはほぼ決定的となりました。ただし次期型が“Q50”のモデル名を引き継ぐのかは不明です。 ヴィジョンQeについては、実物が横浜市にある日産グローバル本社ギャラリーに展示されていたことがあり、筆者(自動車ジャーナリスト 吉川 賢一)も見に行きました。 実物のヴィジョンQeは、フーガとスカイラインのちょうど中間クラスの大きさで、ロー&ワイドかつ車両後方に向けて流れるようなフォルムをしており、Q50のデザインよりも遥かにスタイリッシュでした。 立体的なマシンドフィニッシュの大径ロードホイールのほか、ホイールに描かれた水引デザインがタイヤ側にまで食い込んでいるように見えるのも印象的です。
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