《甲府・同僚死体遺棄》被害女性は“資産家のお嬢さん”、凶行の背景にストーカー男の“結婚歴”
A子さんは「とても頑張り屋さん」
早朝から車を運転して職場へと向かい、帰宅は深夜にもおよんだという。 「とても頑張り屋さんに見えましたよ。仕事一筋だったからなのか、ずっと独身のままでしたね」(別の近所の主婦) 4日に通夜、5日に告別式がしめやかに行われた。 「ひとり娘さんがあんな惨い殺され方をしたからでしょうね。両親は肩をがっくりと落とされていて、かける言葉さえなかった……」(前出・住民) 一方、小棹容疑者は、勤務先から車で約5分、1.6キロほど離れた家賃月4万円ほどの築19年、2階建てのワンルームマンションに住んでいた。 「5日だったか、警察が2人、ミニパトカーで来て、部屋に黄色い規制線を張っていきましたね。容疑者はまったく知らない人です」(近隣住民) 同マンションの住人も大半は知らなかったが、1人だけ顔見知りがいた。その住民によると容疑者は4年ほど前に引っ越してきたという。 「独り暮らしでしたよ。中肉中背で、おとなしくて真面目。だいたいこちらから挨拶すると、返してくれるという感じで、口数は少なかった。毎朝、スーツ姿で車通勤していましたね」(同・住民) 容疑者本人のSNSによれば、福井県出身で、12年前に結婚して子どももいたが、その後、離婚。心機一転して、見知らぬ土地で再出発を図っていたようだ。許されない凶行に走った容疑者に一体何があったのか。捜査の進展が待たれる。