竜王戦第4局、対局再開…藤井聡太竜王の封じ手は攻め合い画策した「△9八香成」
藤井聡太竜王(22)(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第4局は16日午前9時、封じ手が開封され、対局が再開された。 【動画】第37期竜王戦「特別映像」 佐々木勇気八段の天真爛漫バスケットボール
第4局は大阪府茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」で15日に始まった。対局2日目の朝、立会人の久保利明九段が開封した封じ手は△9八香成。遠巻きの攻めながら、攻め合いを画策した手だ。
1日目を終えた時点で、藤井竜王の残り時間は2時間53分なのに対し、佐々木八段は5時間30分。藤井竜王は残り時間で2時間30分以上の差をつけられており、2日目は残り時間を気にしながらの戦いを強いられそうだ。